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Kona Linuxで自宅サーバ - RygelでメディアファイルをDLNA共有。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、『DLNAサーバ』を構築し、家庭内LANに接続した複数の機器で写真や音楽、動画などのファイルを共有してみたいと思います。

 

1.『Rygel』をインストール

Linuxでよく使われている『DLNAサーバ』には、『Media Tomb』や『Ready Media (MiniDLNA)』があるようですが、GUIで簡単に設定できるものとして『Rygel』というものがありました。

機能的には、家庭内LANに接続した他のLinuxパソコンやWindowsパソコン、DLNAに対応したテレビ、Androidタブレットなどからアクセスして、CDから取り込んだ音楽を聴いたり、撮りためた写真や動画を見たりできれば文句なしです。

どの『DLNAサーバ』もこれらの機能を(たぶん)満たしているような感じなので、一番簡単そうなものにしました。

 

では、インストールです。

 

  1. メニューから『設定』-『ソフトウェアセンター』を開く
  2. 検索窓から『rygel』を検索し、本体をインストールrygelインストール
  3. 検索窓に『rygel-』と入力し、表示された中から『rygel-preferences』をインストールGUIツール

 

非常に簡単にインストールできました。

 

2.『Rygel』の設定

最初『rygel』だけをインストールしましたが、ネットで紹介されているようなGUIを起動することができず、途方に暮れていました。

どうやらGUIの機能は別で用意されているらしい、ということが分かり、『rygel-preferences』をインストールしたところ、『設定』メニューから『Rygel設定』というものが選べるようになりました。

ということで設定です。

  1. メニューから『設定』-『Rygel設定』を開く
  2. 『DLNAでメディアを共有』にチェックし、『+』を押して共有ファイルを格納するフォルダを指定rygelを設定
  3. 今回は『/srv』にマウントした外付けUSBハードディスクに『music』『pictures』『videos』フォルダを作って共有
  4. 閉じるを押してパソコンを再起動

 

以上で、無事に設定も終わり、他のパソコンやテレビからファイルを見ることができるようになりました。

 

3.作業を終えて

事前に調べたとおり、非常に簡単にインストールと設定が終わりました。

今回は『DLNAサーバ』機能を構築することが目的だったので、以上の内容ですが、この『Rygel』には『DLNAレンダラ』のプラグインもあり、こちらを入れるとスマホからサーバの画面に動画を表示させる操作をすることができるらしいです。

なんだか分からないけど、凄いですね。

 

それから、テレビでの再生では、テレビが対応している動画の形式が少ないため、デジカメで撮った動画が再生できなかったりしています。

トランスコーディングという機能を使えば良いらしいのですが、実力不足でわかりません!

何となく『GStreamer』なるものがキモのような気はしているのですが…

 

そうこう調べているうちに『Universal Media Server』という『DLNAサーバ』を見つけてしまいました。

こっちの方が良いかも。。。

 

もしかしたら、いつの間にか乗り換えているかも知れません!