FMV-BIBLO に『Ubuntu Server 14.04 LTS』をインストールして、自宅サーバで楽しんでいます!
今回は、前々回インストールしたデスクトップ環境の『Xfce』が、ログイン時に自動で起動するように設定したいと思います。
1.『startx』だけで日本語の『Xfce』を起動させる
これまでのインストールや設定で、『LANG=ja_JP.UTF-8 startx』とすれば、『Xfce』が日本語で起動するようになっています。
コマンドラインから『Xfce』を起動するにしても、日本語以外で起動することはないと思いますので、『LANG=ja_JP.UTF-8』を入力しなくても良いように設定します。
以前、『CentOS6.6』を設定した時と同じ方法を試したら、上手くいきましたので紹介します。
- ターミナルエミュレータを起動し、適当なエディタで、『/usr/bin/startx』というスクリプトファイルを開く(今回も『vi』を使用した例)
sudo vi /usr/bin/startx - 『a』キーを押して入力モードに入る
- 『upset SESSION_MANAGER』の行と『userclientrc=$HOME/.xinitrc』の行の間あたりに『LANG=ja_JP.UTF-8』の行を書き加える
upset SESSION_MANAGER LANG=ja_JP.UTF-8 userclientrc=$HOME/.xinitrc - 『ESC』キーを押して編集モードに入る
- 『:wq』と入力して実行し、変更を保存する
これで、今後はコマンドラインから『startx』だけで、日本語の『Xfce』が起動するようになります。
2.ログインと同時に『Xfce』を起動させる
本題の『Xfce』の自動起動です。
『CentOS6.6』の時は、『runlevel』を書き換えるだけで良かったのですが、今回は上手くいきませんでした。
いろいろなサイトのいろいろな方法を試してみたのですが、結局上手くいったのは、次の方法だけでした。
- ターミナルエミュレータを起動し、『~/.bashrc』という設定ファイルを開く
sudo vi ~/.bashrc - 文末へ移動し、『a』キーを押して入力モードに入る
- 次の命令を入力する
if [ “$(tty)” = “/dev/tty1” -o “$(tty)” = “/dev/vc/1” ] ; then startx fi - 『ESC』キーを押して編集モードに入る
- 『:wq』と入力して実行し、変更を保存する
これで、パソコン起動後にログインIDとパスワードを入力すると、『Xfce』が自動で起動するようになります。
3.作業を終えて
今回も手探りでしたが、どうにかできました!
とは言っても、本当は『GUI画面からログイン』したかったのですが、
まぁ良しとしましょう。。。
何となく『ディスプレイマネージャー』なるものがカギを握っていて、いろいろなサイトのいろいろな方法が上手くいかなかったのも、その辺に問題があるのではないかと想像していますが、ちょっと勉強不足で分かりません!