Fujitsu ESPRIMO D5240のCPU換装!

以前からLinuxのいろいろなディストリビューションを試しにインストールしている『Fujitsu ESPRIMO D5240』は、CPUに『Celeron D347』を実装していますが、Linuxを使用するにしても非力すぎるので、CPUを『Core 2 Duo』に換装してみたいと思います。

 

1.Fujitsu ESPRIMO D5240に取り付けられるCPU

『Fujitsu ESPRIMO D5240』は、購入時に『Core 2 Duo E4300 』や『Pentium4 531』も選ぶことができるパソコンでした。

と言うことは、『Core 2 Duo E4300 』には換装することができるでしょう。

チップセットが『Intel 945GZ Express』なので、試しにインテルのサイトでこのチップセットに対応するものを調べてみると『Core 2 Duo E4700 』まで対応していそうです。

お!偶然にも『Core 2 Duo E4600 』がここに転がっています!

 

と言うことで、CPUを『Celeron D347』から『Core 2 Duo E4600 』に換装してみたいと思います。

 

2.その前にBIOSのアップデート

換装作業に入る前に『BIOS』のアップデートをしましょう!

実際、初版のバージョン1.06のままCPUの換装をしたら動きませんでしたが、念のため最新版(最終版?)のバージョン1.12にアップデートしてから換装し直したら動き出しました。

こんなこともあるんですね!

 

因みにアップデートは1本プログラムを走らせるだけなので非常に簡単でしたが、そのプログラムがWindows上で作動するので、LinuxからWindowsXPにリカバリするのが面倒でした。

 

3.CPUの換装

それでは、本題のCPUの換装をしたいと思います。

  1. 『Fujitsu ESPRIMO D5240』。本体からコード類を全て外すケースを開く
  2. 両サイドにあるボタンを押しながら、カバーを手前にずらして開くケースを開くボタン
  3. CPUは黒いファンの下にあるので、まず針金(?)を外してファンをどける黒いファン
  4. ファンの下にある冷却装置のネジ4か所を緩めて、冷却装置を外す冷却装置
  5. ホルダに収まったCPUがあるので、針金を外して古いCPUを外す古いCPU
  6. 冷却装置の裏にグリスの汚れが付いているので綺麗に拭く冷却装置の裏
  7. 新しいCPUの表面にグリスを塗る(写真は、ちょっと塗りすぎ。後で少なく塗り直しました。)新しいCPUにグリス
  8. 後は、新しいCPUをホルダに載せて、今までの逆の手順でパソコンを元に戻すCPUをホルダに装着

以上でCPUの換装は終わりました。パソコンを起動しながら『F2』キーを『BIOS』画面を開き、新しいCPUが認識されていることを確認しましょう!

 

4.作業を終えて

インターネットの質問サイトに『Fujitsu ESPRIMO D5240』で使用できる『Core 2 Duo』は『Core 2 Duo E4300 』のみ的な投稿があったので心配していましたが、『Intel 945GZ Express』チップセットが対応しているCPUは、原則どおりに使用できるのではないかなぁと思いました。

質問サイトを鵜呑みにしては、いけませんね!

 

 

Sound Converterで音楽ファイルの形式変換 ー その後。

前回は、以前『FLAC形式』で取り込んだ音楽ファイルを『MP3形式』に変換しようとしました。

しかしサーバーとして使用している『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』ではマシンパワーが足りず、時間がかかり過ぎるため実用的ではありませんでした。

そこで今回は、『Linux Mint 17.1 MATE』をインストールした『NEC Mate MY26X/E-1(改)』で変換に挑戦したいと思います。

 

1.NEC Mate MY26X/E-1(改)のスペック

Mate MY26X/E-1は、NECから2006年11月に発表されたビジネス向けのパソコンで、インテルのCeleronDプロセッサーを内蔵し、RAM容量やハードディスク容量、光学ドライブの種類などを選択できる仕様になっています。

今回使用したパソコンの元々のスペックは次のとおりです。

  • インテル Celeron D331 (2.66GHz)
  • インテル Q965 Express チップセット
  • メインメモリ 1GB
  • グラフィックアクセラレータ チップセット内蔵
  • HDD 80GB
  • フロッピーディスクドライブ
  • CD-ROMドライブ

このパソコンのCPUを『Core 2 Duo E6700』に換装し、グラフィックボードに『GIGABYTE のHD5450(AMD Radeon HD5450 搭載 1024MB DDR3)』を増設して強化しあります。

 

2.音楽ファイルの形式変換

それでは、サーバで配信するために『FLAC形式』で取り込んでおいた音楽ファイルを『MP3形式』に変換します。

音楽ファイルの形式変換には、『Sound Converter』を使用します。

インストールの方法や設定の方法は、『Kona Linux』の場合と殆ど同じなので、前回の記事をご覧ください。

 

さてさて、日中はサーバーを他のパソコンからアクセスする可能性もあるため、夜間に一旦シャットダウンし外付けのハードディスクを外します。

既に起動し、『Sound Converter』をインストールした『NEC Mate MY26X/E-1(改)』にハードディスクを接続します。

すると自動でハードディスクが認識し、使えるようになりました。

『Sound Converter』を起動して『Add Folderボタン』を押し、『FLAC形式』の音楽ファイルが全て格納されているフォルダを選びます。

すると、そのフォルダ配下にあるアルバムごとのフォルダが全て選択されますので、『変換ボタン』を押して、一括で変換することができました。

 

3.作業を終えて

前回、『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』では全く歯が立たず、動作の確認すらできなかった『Add Folderボタン』での一括変換ですが、使ってみると非常に便利でした。

時間的には、約130枚分のCDを『FLAC形式』にしたものが、約3時間で『MP3形式』に変換できました。

まだまだ『Core 2 Duo』も捨てたものではないなと思うと同時に、最新の『Core i7』などのスピードは

どんだけ早いんだ!?

 

と思った次第です。

 

Kona Linuxで自宅サーバ - Sound Converterで音楽ファイルの形式変換。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、手持ちのCDを『FLAC形式』で取り込んだ音楽ファイルを『MP3形式』に変換したいと思います。

 

1.汎用性を求めて『FLAC形式』から『MP3形式』へ

最初に言っておきますと、『Asunder CD Ripper』でCDを取り込む際、『MP3形式』でも音楽ファイルを作成する指定にしておけば今回の作業は不要です。

 

そもそも『Rygel』でDLNA共有するために手持ちのCDを取り込んだのですが、CDのバックアップも兼ねようと思い、可逆圧縮の『FLAC形式』で取り込みました。

容量は大きいものの、家庭内LAN上にある他のLinuxパソコンやWindowsパソコン、Android端末で無事に再生することができたのでホッとしていました。

ところが先日カーナビを新しくしたことから問題に気付いてしまったのです。

そう、手持ちのCDに収録された曲を車で聴くのに、再度音楽ファイルを取り込む必要が出てしまったのです。

もちろん1枚1枚CDから取り込む方法もあるのですが、『Asunder CD Ripper』でCDを取り込んだばかりで、そんな気にはなれません!

しかし最近のカーナビは、SDカードに保存した『MP3形式』の音楽ファイルを再生できるのです。

やった!再度取り込まなくても良いな。と思ったのですが。。。

あ!『MP3形式』で保存してないぢゃん!

 

と言うことで、『FLAC形式』から『MP3形式』へファイル形式の変換する必要がでてしまったのです。

 

2.『Sound Converter』をインストール

いつものとおり前置きが長くなりました。

早速(?)、GUI操作で簡単に音楽ファイルの形式変換ができるアプリケーションを探してみたところ、『Sound Converter』が良さそうです。

ではインストールしてみましょう!

 

  1. メニューから『設定』-『ソフトウェアセンター』を開く
  2. 検索窓へ『soundconverter』と入力すると『サウンド変換』が表示されるのでインストールSound Converterインストール

無事にインストールが済むとメニューの『サウンドとビデオ』に『サウンド変換』として登録されます。

 

3.『Sound Converter』を使ってみる

早速、設定をしつつ使ってみましょう。

 

  1. メニューから『サウンドとビデオ』-『サウンド変換』を開くSound Converter起動
  2. 『設定』ボタンを押して、『ファイルの保存先』『ファイルの名称』『ファイル形式』などの設定を行うSound Converter 設定
  3. 『Add File』または『Add Folder』を押して変換したい音楽ファイルを選び『変換』ボタンを押す変換実行

 

4.作業を終えて

取り敢えず音楽ファイルを変換する環境は整いました。

『Sound Converter』を使えば、1CDが1フォルダにまとめられたCDから取り込んだ音楽ファイルを1度に変換できます。

と、思います。

 

残念なことに『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』ではマシンパワーが足りず、CD1枚分の音楽ファイルを1度に変換しようとすると処理が進まなくなってしまいます。

1曲ずつ変換すると、1曲1分かからない程度で変換できるのですが。。。

 

インストールはできましたが実用に耐えないので、実際の作業は、もう少しマシンパワーのあるデスクトップLinuxパソコンにインストールし直して、変換しようと思います。

Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/AへDoudouLinuxをインストール

最近はすっかり『Kona Linux』に掛かり切りですが、今回は久しぶりに古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズです。

今回は『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』へ『DoudouLinux 2.1』をインストールしました。

 

1.DoudouLinuxって?

壊れても惜しくない古いノートパソコンの使用先として色々と考えていましたが、就学前の小さな子どもに与える初めてのパソコン的なものも良いなぁと漠然と考えていました。

と言うことで、幼児向けのディストリビューションはないかと探していたのですが、なかなか対象年齢と必要とするパソコンのスペックを満たすものが見つけられずにいました。

Qimo』というものが良さそうだったのですが、どうやらサポート期間の終わった古い『Ubuntu』を元にしているようなので断念しました。

そんな時、『日経Linux』2015年9月号の特集で子ども向けの教育用Linuxを紹介していました。

その中では、『DoudouLinux 2.1』が良さそうです。

対象年齢は2歳から12歳で、必要とするパソコンのスペックもCPU800MHz、メモリ256Mバイトと古いパソコンでも十分動きそうです。

問題は日本語対応がないことです。

 

が、良く考えてみたら2歳児とかって、そもそも日本語を読めません!(よね?)

対象年齢2歳以上なら、きっと言葉が分からなくても感覚的に使えるに違いありません!!(たぶん)

それに使っているうちに英語が身につくかも知れません!!!(自信なし!)

 

2.Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/Aのスペック

改めて今回使用したパソコンのスペックです。

  • モバイルAMD Athlon XP-M 2000+
  • ビデオ統合チップセット RADEON IGP 320M
  • メインメモリ 512MB(一部VRAMに使用)
  • HDD 40GB
  • フロッピーディスクドライブ
  • DVD-ROM&CD-R/RWコンビネーションドライブ

2台同じノートパソコンを持っているうちの1台のハードディスクを換装して直し『Kona Linux 2.3 black』をインストールしていますが、残るもう1台もハードディスクを換装して直しました。

500円で入手したハードディスクを使いましたが、まだまだ現役で頑張ってくれそう(?)です。

ハードディスクの換装手順はこちらの過去の記事をご覧ください。

 

3.いよいよインストール

まずは『DoudouLinux 2.1』を公式サイトからダウンロードします。

ホームページを少し下にスクロールすると枠線で囲まれた『Download the CD now』というところがありますので、『DoudouLinux 2.1 Hyperborea English (1 GB)』をクリックしてください。

ホームページ右側のCDのアイコンに『Download』と書かれたメニューのリンク先にも同じようなところがありましたが、そこからはエラーとなりダウンロードできませんでした。

それでは、入手したISOファイルをDVDに焼いて、パソコンに挿入しインストールしましょう!

  1. CDを入れて起動
  2. 暫くすると『DoudouLinux』がLive起動する
  3. 起動するアプリなどを選択する画面になったら、一番下の『Whole DoudouLinux』を選んで実行
  4. 上部右から2番目の『Work』タブを選び『Accessories』を選ぶ
  5. 『LXTerminal』を選んでコンソールを起動
  6. 『sudo live-installer』と入力し実行
  7. 『Choose your language』で『English(United States)』のまま『Forward』ボタンを押下
  8. 『Choose your timezone』で『Asia/Tokyo』を選択して『Forward』ボタンを押下
  9. 『Choose your keyboard layout』で『Japan』を選択して『Forward』ボタンを押下
  10. 『User information』で『Picture』『full name』『username』『password』を入力して『Forward』ボタンを押下
  11. インストール先のハードディスクを確認して『OK』ボタンを押下
  12. 『Partitioning mode』で『Automatic partitioning using entire disk』を選んで『Forward』ボタンを押下
  13. デスク内のデータが全て消える的なメッセージが出るので『Yes』ボタンを押下
  14. 再度聞かれるので『Yes』ボタンを押下
  15. 『Advanced options』で『UTC』は使わず『GRUB bootloader』のインストール先も『/dev/sda』で良いので、そのまま『Forward』ボタンを押下
  16. 『DoudouLinux installation summary』で(なんとなく)内容を確認し、『install』ボタンを押下
  17. 『Installation finished』のメッセージが表示されたら『Yes』ボタンを押下
  18. CDトレイがイジェクトされたらCDを取り出し『Enter』
  19. パソコンが再起動し、無事インストールが終わりました。

 

4.インストールを終えて

残念ながらインストール中もインストール後もスクリーンショットを取ることができませんでしたので、画面は公式サイトでご覧ください。

全てを動かしてみた訳ではありませんが、概ね良好にストレスなく動いているようです。

 

しかし、この絵柄というか、マスコット的な人物というか、

日本人には馴染めません!

 

使ったことはありませんが、『Qimo』の方が可愛くて良いのです。

誰か最新の『Ubuntu』を使って『Qimo』を復活させてくれないかなぁ。。。

 

Kona Linuxで自宅サーバ - 続・Asunder CD RipperでCDの取り込み。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、前回『Asunder CD Ripper』でCD情報を取り込めなかったCDの報告と、他の方法を試した結果を報告したいと思います。

 

1.CD情報が取り込めなかったもの

今回、5日間かけて『Asunder CD Ripper』で約130枚のCDを取り込んでみましたが、『CD情報を取り込めなかったもの』や『取り込んだ情報が正しくなかったもの』、『日本語名がローマ字』『複数枚セットのアルバムで統一感がなかったもの』など、素敵でないものがありました。

以下は、その一覧ですが、このままでは困ってしまいますので、次の順にCD情報が取り込めるか確認をしてみました。

  1. 『Asunder CD Ripper』のプロキシ設定で、日本語向けデータベースを設定して確認
  2. 『Asunder CD Ripper』とはデータベースが異なる『Banshee』で確認
  3. 参考に『Windows Media Player』だとどうなるか確認

なお順位の早い確認方法で問題が無くなった場合は、次以降の確認方法は行っていません(その場合『-』表記)。

例えば『項番1.』で問題がなくなった場合は、『項番2.』『項番3.』は行っていません。

では。

アーティスト名 アルバム名 初期設定 プロキシ設定 Banshee WMP
BARBEE BOYS 蜂 Complete Single Collection 統一感なし 変わらず ×
BEETHOVEN THE BEST OF BEETHOVEN × 統一感なし ×
CubicU Precious 名義相違 変わらず
EXILE BARAD BEST × × ×
GALNERYUS One For All – All For One ×
jessica mauboy BEEN WAITING ×
m-flo EXPO EXPO 英語表記 変わらず
Mariah Carey #1’s × × ×
mihimaruGT mihimagic ×
Paul mauriat Paul mauriat 2 ×
Perfume GAME ×
THE BEATLES 1 × × × ×
UVER world BUGRIGHT × × ×
UVER world PROGLUTION ×
Various Bon Voyage Life × × × ×
Various Dream Girls サウンドトラック 統一感なし 変わらず ×
Various Perfect Diva ! × ×  × ×
Various ザ フォーク ベストセレクション 青 ×
VELLA mama 女子の歌 × × × ×
Whitney Houston The Greatest Hits Japan 統一感なし 変わらず ×
コブクロ ALL SINGLES BEST ×
スガ シカオ Sugarless 名義相違 英語表記 英語表記
中村あゆみ HEART of DIAMONDS 英語表記 変わらず ×
ピカソ 各アルバム 統一感なし 変わらず ×
ポルノグラフィティ foo? 名義相違 変わらず
ポルノグラフィティ BEST BLUE’S/RED’S 統一感なし 変わらず ×
松尾清憲 SIDE EFFECTS 英語表記 変わらず ×
松尾清憲 Help!Help!Help! × × ×
松尾清憲 ノーサンキュー ×
渡辺美里 ラヴィン・ユー 統一感なし 変わらず ディスク混合

 

2.『Asunder CD Ripper』のプロキシ設定方法

『Asunder CD Ripper』のプロキシ設定で、日本語向けデータベースを設定して確認と簡単に書きましたが、『Asunder CD Ripper』で使用しているデータベースには、日本語向けデータベースがあるようなので、それを使えるようにするということのようです。

設定は、非常に簡単でしたので紹介します。

  1. 『Asunder CD Ripper』を起動して『設定』を開く
  2. 『詳細』タブを開き『インターネット接続にHTTPプロクシを使う』にチェック
  3. 『サーバ』に『freedbtest.dyndns.org』と入力、『ポート』に『80』と入力し『OK』プロキシ設定

これで、少しヒットする確率が上がったと思います。

 

3.作業を終えて

圧倒的じゃないか・・・

 

『Windows Media Player』でのCD情報のヒットする確率は、圧倒的でした。

『Windows Media Player』では『allmusic』という『CDDB(コンパクトディスクデータベース)』が使用されているらしいのですが、きっと有料の『CDDB』なのでしょう、しっかり綺麗にCD情報が取得できています。

今回メインでリッピングに使用している『Asunder CD Ripper』は、『CDDB』に『freedb』を使用していますが、次に使用した『Banshee』は、『MusicBrainz』を使用しているらしいです。

ちなみに『Banshee』は、『LinuxMint』に入っていたので、そちらを使用しました。

この『CDDB』に登録されている情報がリッピングした音楽ファイルの情報として使用されるようなのですが、今回使用した感想としては、『freedb』の方がヒットする確率は高いが、ヒットさえすれば『MusicBrainz』の方が情報が綺麗に登録されているような気がしました。

ちょっと気になったのは、『MusicBrainz』を使って情報を取り込んだ『渡辺美里』の2枚組アルバム『ラヴィン・ユー』のアルバム名が、2枚とも『Lovin’ you』だったので、各曲が1枚目の『HERE』に入っている曲なのか、2枚目の『THERE』に入っている曲なのか分からないのでは?ということ。

『Banshee』からは見えないどこかに記録されているのかなぁ。。。

 

結論としては、『Asunder CD Ripper』で『プロキシ設定』して使うのが良いのかなぁ?

 

『Windows Media Player』で、『FLAC』形式のリッピングが出来れば良いのに!

Kona Linuxで自宅サーバ - Asunder CD RipperでCDの取り込み。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、前回構築した『DLNAサーバ』で家庭内LAN上の機器へ音楽ファイルを配信するために、手持ちのCDをハードディスクへ取り込んでみたいと思います。

 

1.そもそも音楽CDを取り込むのは違法?

少し前に著作権法が改正されて、個人的な利用でもコピーはダメ的なイメージがあったので、今回の作業前に調べてみました。

結論から言うと合法みたいです。

 

違法なのは、(個人的な利用の目的であっても)コピー防止機能を解除してパソコンに取り込んだりすることとのこと。

 

平成24年10月から変わった著作権法で扱いは、政府広報によれば

『なお、一般に音楽CDはコピー防止機能が施されていませんので、個人的な利用の目的であれば、音楽CDを自分のパソコンや携帯音楽プレーヤーなどに複製することは、違法ではありません。』

だそうです。

詳しくは、『政府広報オンライン 平成24年10月から著作権法が変わりました』をご覧ください。

 

あ、それから、日本レコード協会によれば、

『レンタル店から借りたCDを自分で聞くためにコピーすることは、「私的使用のための複製」に該当するのでコピーできます。違法ではありません。』

だそうです。レンタルCDを取り込むのって、正式に合法だったんですね!

ま、長いことレンタルしてないけど。

 

詳しくは、『一般社団法人 日本レコード協会 音楽CDの利用について Q&A集[コピー編]』をご覧ください。

ということで、安心して音楽CDを自宅サーバに取り込もうと思います。

 

2.『Asunder CD Ripper』をインストール

さてさて、自宅サーバとして使用している『Kona Linux 2.3 black』を使って音楽CDを取り込もうとしたのですが、CDを取り込む機能の付いたアプリケーションはインストールされていないようです。

既に再生ソフトはインストールされているので、再生機能のない単純なCDリッピングソフトの『Asunder CD Ripper』をインストールしようと思います。

このソフト、インターネットから取得するCD情報(CDのタイトルとかアーティスト名とか)の取得率が良いらしい(?)ですね。

設定も簡単そうだし、取り敢えずこれにしておきます。

 

では、インストールです。

 

  1. メニューから『設定』-『ソフトウェアセンター』を開く
  2. 検索窓から『asunder』と入力し、『詳細情報』ボタンを押すAsunderインストール
  3. 『詳細情報』画面で『Add-ons』にチェックし、インストール詳細画面

 

無事にインストールが済むとメニューの『サウンドとビデオ』に登録されます。

 

3.『Asunder CD Ripper』を設定

続いて取り込み先と取り込み形式の設定をします。

 

  1. メニューから『サウンドとビデオ』-『Asunder CD Ripper』を開くAsunder起動
  2. 『設定』ボタンを押し『全般』タブを開き、『保存先フォルダ』に前回『Rygel』で指定したフォルダを指定保存先指定
  3. 『エンコード』タブを開き、好みの保存形式を選ぶ(例は『FLAC』)保存形式指定

 

これで、設定は終了です。

 

4.作業を終えて

取り敢えず『DLNAサーバー』で音楽ファイルを共有することができました。

今回は手持ちの音楽CDのバックアップも兼ねて、取り込み時の『エンコード』を『可逆圧縮』の『FLAC』形式にしました。

圧縮後の容量も大きいし、『MP3』形式などと比べて対応聞きは少ないかも知れませんが、家庭内LAN上での共有なので、それぞれの機器で聞くことができれば、それで良いと思います。

『Windowsパソコン』からは、『Windows Media Player』で聞くことができました。

『Linuxパソコン(Mint17)』からは、『Banshee(設定から拡張機能の『UPnPクライアント』をチェック)』で聞くことができました。

『Androidタブレット』からは、適当な『DLNAクライアント』アプリで大丈夫でした。

残念なのはテレビ、『PanasonicのVIERA』からは聞くことが出来なかったこと。

ただ他の形式で試しても聞くことができなかったので、単にDLNAによる音楽再生に対応していないのかも。。。

しかし、CDの取り込みって時間かかるし大変!

 

因みに、インターネットからのCD情報の取得、良好です。

結構マニアックなCDを持っていることを自負しているのですが、

おニャン子クラブの『PANIC THE WORLD』とか、うしろゆびさされ組の『ふ・わ・ふ・ら』あたりも取得するし、小比類巻かほるの『No Problem』、あがた森魚の『永遠の遠国の歌』なんかも大丈夫。

The SUZUKIムーンライダーズ鈴木慶一鈴木博文兄弟のユニット)の『meets GREAT SKIFFLE AUTREY』まで大丈夫でした。

何故だかjessica mauboyの『BEEN WAITING』はダメでしたが。。。

 

 

 

Kona Linuxで自宅サーバ - RygelでメディアファイルをDLNA共有。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、『DLNAサーバ』を構築し、家庭内LANに接続した複数の機器で写真や音楽、動画などのファイルを共有してみたいと思います。

 

1.『Rygel』をインストール

Linuxでよく使われている『DLNAサーバ』には、『Media Tomb』や『Ready Media (MiniDLNA)』があるようですが、GUIで簡単に設定できるものとして『Rygel』というものがありました。

機能的には、家庭内LANに接続した他のLinuxパソコンやWindowsパソコン、DLNAに対応したテレビ、Androidタブレットなどからアクセスして、CDから取り込んだ音楽を聴いたり、撮りためた写真や動画を見たりできれば文句なしです。

どの『DLNAサーバ』もこれらの機能を(たぶん)満たしているような感じなので、一番簡単そうなものにしました。

 

では、インストールです。

 

  1. メニューから『設定』-『ソフトウェアセンター』を開く
  2. 検索窓から『rygel』を検索し、本体をインストールrygelインストール
  3. 検索窓に『rygel-』と入力し、表示された中から『rygel-preferences』をインストールGUIツール

 

非常に簡単にインストールできました。

 

2.『Rygel』の設定

最初『rygel』だけをインストールしましたが、ネットで紹介されているようなGUIを起動することができず、途方に暮れていました。

どうやらGUIの機能は別で用意されているらしい、ということが分かり、『rygel-preferences』をインストールしたところ、『設定』メニューから『Rygel設定』というものが選べるようになりました。

ということで設定です。

  1. メニューから『設定』-『Rygel設定』を開く
  2. 『DLNAでメディアを共有』にチェックし、『+』を押して共有ファイルを格納するフォルダを指定rygelを設定
  3. 今回は『/srv』にマウントした外付けUSBハードディスクに『music』『pictures』『videos』フォルダを作って共有
  4. 閉じるを押してパソコンを再起動

 

以上で、無事に設定も終わり、他のパソコンやテレビからファイルを見ることができるようになりました。

 

3.作業を終えて

事前に調べたとおり、非常に簡単にインストールと設定が終わりました。

今回は『DLNAサーバ』機能を構築することが目的だったので、以上の内容ですが、この『Rygel』には『DLNAレンダラ』のプラグインもあり、こちらを入れるとスマホからサーバの画面に動画を表示させる操作をすることができるらしいです。

なんだか分からないけど、凄いですね。

 

それから、テレビでの再生では、テレビが対応している動画の形式が少ないため、デジカメで撮った動画が再生できなかったりしています。

トランスコーディングという機能を使えば良いらしいのですが、実力不足でわかりません!

何となく『GStreamer』なるものがキモのような気はしているのですが…

 

そうこう調べているうちに『Universal Media Server』という『DLNAサーバ』を見つけてしまいました。

こっちの方が良いかも。。。

 

もしかしたら、いつの間にか乗り換えているかも知れません!

Kona Linuxで自宅サーバ - sambaでファイルサーバ。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回こそは、『samba』を使ったファイルサーバを構築して、家庭内のパソコンでファイルの共有をしてみたいと思います。

前回、『samba』をインストール失敗した理由は、やはり内蔵ハードディスクが壊れていたからだったようです。

 

1.『FMV-BIBLO NB20D/A』 が復活しました

前回の『samba』インストール時はエラーが出てしまい、挙句の果てに『half-installed』になって削除することすら出来なくなってしまいました。

仕方がないので『Kona Linux』を再インストールしようとしたところ、今度はOS自体をインストールすることが出来なくなってしまいました。

『Kona Linux』、『Linux Bean』、『WindowsXP』のインストール、果ては『リカバリーディスク』を使って、『FMV-BIBLO NB20D/A』を初期状態に戻そうとしたのですが、全て途中で止まってしまいます。

しかも、2台ある『FMV-BIBLO NB20D/A』が両方とも!

 

何となくエラーの内容が『ハードディスクに上手くアクセス出来ていない』的なもののように感じたので、以前廃棄したSOTECのノートパソコンから外しておいた内蔵ハードディスクに換装したところ、無事に動き出しました。

嬉しいことに、今までしていたファンの音の様なものもなくなりました!

このノートパソコン、こんなに静かだったんだ。

 

2.気を取り直して『samba』をインストール

では本題、インストールです。

  1. メニューから『設定』-『ソフトウェアセンター』を開く
  2. 検索窓に『samba』と入力し、1番上に表示される『UNIX 用 SMB/CIFS ファイル、プリンタ、認証サーバ』を選ぶ
  3. 『インストール』をクリックしてインストール

簡単にインストールできました。

 

3.共有するフォルダを作成

先日サーバーのデータ用に『/srv』ディレクトリにマウントしたUSBの外付けハードディスクに、共有するフォルダを作成します。

  1. メニューから『アクセサリ』-『システムターミナル・スーパーユーザモード』を起動
  2. ファイルマネージャをスーパーユーザモードで起動
    gksudo pcmanfm /srv
  3. ファイルマネージャで『/srv』フォルダが開いているので右クリックして『新規作成』-『フォルダ』
  4. 好きな名前で共有フォルダを作成(今回は『share01』としました)
  5. 新しく作成したフォルダを右クリックして、『プロパティ』を開く
  6. 『パーミッション』タブを開き『アクセス制御』が全て『読み書き』になっていることを確認

これでフォルダが出来上がりましたので、次は設定ファイルの作成です。

 

4.設定ファイル『smb.conf』を書く

次に『samba』の設定ファイルを作ります。

『Ubuntuサーバー』の時には、非常にシンプルなGUIツール『system-config-samba』というものがインストールできたのですが、残念ながら『Kona Linux』の『ソフトウェアセンター』からはインストール出来ませんでした。

その代わりになるGUIツールとして『GADMIN-SAMBA』というものがありましたが、設定する項目が難しすぎて断念しました。

と言うことで、テキストエディタで出来るだけ簡単に設定ファイルを作ります。

設定ファイルは『/etc/samba/』ディレクトリ内の『smb.conf』です。

今回は、家庭内サーバーで外部とも繋がっていないので、『誰でも』、『パスワードなし』で、共有フォルダを利用できるような設定をしたいと思います。

  1. メニューから『アクセサリ』-『システムターミナル・スーパーユーザモード』を起動
  2. テキストエディタをスーパーユーザモードで起動
    gksudo leafpad
  3. ファイルメニューから『開く』を選び、『ファイル・システム』-『etc』-『samba』と開いていき、設定ファイル『smb.conf』を開く
  4. 開いたファイルは、既にサンプル的な内容が記述されているので、ファイルメニューから『別名で保存』を選び、適当に『smb.conf.old』といった名前を付けて保存
  5. 安全のためテキストエディタを一旦終了
  6. 再度テキストエディタをスーパーユーザモードで起動し、『smb.conf』を開く
  7. 既に記述されている内容は(正直よくわからないので)全消し
  8. 新たに以下の内容を記述
    [global]
     workgroup = WORKGROUP
     dos charset = CP932
     map to guest = Bad User
    [share]
     path = /var/share01
     writable = yes
     guest ok = yes
  9. ファイルメニューから『保存』をして、エディタを終了

以上で設定は完了、パソコンを再起動します。

 

5.作業を終えて

家庭内サーバーの基本の『き』とも言える『ファイルサーバ』ですが、思った以上に時間がかかってしまいました。

と、言っても内蔵ハードディスクが壊れるというアクシデントによるものですが、内蔵ハードディスクも壊れるときは何台も一時期に壊れたりするものなんですね。

やっぱりデータは『共有フォルダ』に保存して、定期的にバックアップを取るのが正解です!

さて『samba』の設定ですが、詳しい人ならGUIツールの『GADMIN-SAMBA』が良いのだろうと思ったりするのですが、詳しい人は、そもそもGUIツールなんて使わないのかなぁと思ったりして。

そう考えると『Debian』にも『Ubuntu』のように『system-config-samba』が簡単にインストールできると、

初心者には有りがたいんだけどなぁ

 

と思いましたとさ。

 

Kona Linuxで自宅サーバ - 再インストール。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

FMV-BIBLOが猛暑にやられ、再インストールが必要になったので、これを機に、今まで行った設定の流れをまとめてみました。

自分で行った作業をブログに残していますが、再インストールが必要になった際に意外と便利で、

記録はつけておくものだなぁ

 

と、しみじみ感じました。

 

1.今までの作業と記録ページ

  1. Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/AへKona Linux blackをインストール → 記事へ
  2. IPアドレス の固定化 → 記事へ
  3. セキュリティ更新の自動化 → 記事へ
  4. ウィルス対策ソフト導入 → 記事へ
  5. バッテリをUPS代わりに → 記事へ
  6. USBハードディスクを自動マウント → 記事へ

 

2.今後の展開について

今後は先日失敗した『samba』をインストールしてファイル共有を実現して、あとは『音楽配信サーバ』や『DLNAサーバ』なども設定してみたいと思っています。

また、ボードゲームが好きなので、『カタン』のクローン(?)のゲームサーバも設定出来たら面白いかなぁと思っています。

まぁ実力的に出来ないかも知れませんが。

Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/Aの内蔵ハードディスクを換装。

今回は、趣向を変えてと言うか、致し方なくというか、『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』の内蔵ハードディスクの換装の方法です。

『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバの構築へ向けて着々と作業を進めていた『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』ですが、この夏の暑さにやられたのか、突然に昇天しました。

『samba』のインストールに失敗して、どうすることもできず、『Kona Linux 2.3 black』を再インストールしている途中、内蔵ハードディスクのフォーマットでエラーになって、先に進まなくなってしまいました。

試しに『WindowsXP』のインストールも試してみましたが、同様にエラーが出て止まってしまいます。

と言うことで、もう1台あった『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』(ファンがうるさくてお蔵入りにしていたモノ)からハードディスクを移植してみました。

 

1.裏から開けて簡単に交換できました

ハードディスクの交換は、初心者の私でも簡単にすることができました。

  1. 電源コードなどを外し、バッテリーパックも外します。バッテリーも外す
  2. ネジを2か所外して、フロッピードライブを外します。フロッピードライブを外す
  3. ハードディスクがフロッピードライブの奥に隠れています。ハードディスク
  4. スペーサーのネジを2か所外して、スペーサーを外します。
  5. ハードディスクを外します。スペーサーを外す
  6. 空っぽになりました。 全て外したところ
  7. 新しいハードディスクを取り付けて、逆の手順で取り付けます。

 

2.作業を終えて

拍子抜けするくらい、簡単に作業が終わりました。

注意する点は、フロッピードライブのコード(オレンジ色のペラペラのプラスチックフィルムの様なもの)の取り扱いだけですかね。

折ったり抜いたりするとちょっと大変!

 

さてさて、これで無事に動いてくれると良いのですが。。。

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