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Linuxに関する投稿です。

Clevo W255EUの内蔵ハードディスクをSSDに換装!

今後、パソコンの『メイン機』兼『サーバー』として使用するつもりで購入した『Clevo W255EU』の内蔵ハードディスクをSSDに換装してみました。

1.『メイン機』兼『サーバー』

近くのブックオフPLUSで、OSなしのためか『Clevo W255EU』が2万円を切る値段で売っていたので、Linuxでもインストールすれば、充分メイン機として使えると思い1年ほど前に購入してありました。

現在はメイン機として、『Windows10』がインストールされたデスクトップタイプのパソコンを使用しています。

ちょっとメールの確認をしようとか、はたまた表計算ソフトでつけている家計簿でも入力しようとか、そういったときに、いちいち起動待ちを時間が勿体ないと思っていました。

また、それとは別に『自宅サーバー』を非力なノートパソコンで運用しており、常時起動していますので、この2台の役割を1台のノートパソコンに集約しようと考えていました。

2018年5月15日に『Ubuntu 18.04 LTS 日本語Remix』がリリースされましたので、そろそろ『メイン機』兼『サーバー』を設定しようと思い、OSのインストール前にハードディスクからSSDに換装したという訳です。

 

2.『Clevo W255EU』のマニュアル

とはいえ、中古でOSなし、マニュアルなしで買ってきましたので、どこを開いたらハードディスクにアクセスできるのかわかりません。

とりあえず本体裏を見てみるとモデル名に『W255EU』の記載があったので、『W255EU マニュアル』でインターネット検索をしてみたところ、英語ですが、それっぽい『SERVICE MANUAL』を発見したので、それを元に換装してみました。

 

3.ハードディスクをSSDへ換装

それでは、本題のSSDへ換装をしたいと思います。

  1. 今回は、『W255EU』と同じころに購入してあったWDのSSDを使用しました。SSD
  2. マニュアルに従い、左右2か所の爪を動かしてバッテリーを外します。バッテリーを外す
  3. 次に左下部の『ディスクベイカバー』を外します。ネジを2か所取れば簡単に外れます。ディスクベイカバー
  4. ハードディスクがありますので、左にスライドさせて外します。左へスライド
  5. 左が外したハードディスク、右が換装したSSD。厚みが違いましたが、そのまま付けてしまいました。HDDとSSD
  6. とりあえず、無事(?)換装完了です。換装完了

 

4.作業を終えて

インターネットでマニュアルが見つかったので、変なところを開いたりせずに簡単に換装することができました。

まぁ、元のハードディスクの厚みが9.5㎜なのに対して、今回購入したSSDが7㎜だったのは誤算ですが、とりあえずSSDはディスクが回るわけでもないし、パソコンを移動して使う予定もないので、

見なかったことにしました。

 

そのうちスペーサーを買おうと思います。

日経LINUXを定期購読!

日経LINUXを毎号買っています。

今まではツタヤの店舗で定期的に購読していましたが、今号から直接日経BP社から定期購読することにしました。

何故かと言いますと、よく使っているツタヤでは2,000円以上書籍を購入すると次回購入時にポイントが10倍になるチケット貰えるキャンペーンを長いことやっていたのですが、それがなくなってしまった様だからです。

 

1.ツタヤで買ってTポイントを貰っていたとき

日経LINUXの定価1,740円に対するTポイント - 80ポイント

1年分で 80ポイント×6冊 = 480ポイント

これをウェルシアで20日に使うと1.5倍なので、480×1.5 = 720円分

 

2.直接日経BP社から定期購読した場合

定価1,740円×6冊 = 10,440円 が9,900円で購入可能。

10,440円 - 9,900円 = 540円

 

3.ツタヤでTポイントを貰えた方が良かった気がしますが…

昨日届いた最新号(定期購読した最初の号)を見てみたら、特別定価で1,890円していました。

通常のより150円も高いのにそのまま送られてきましたので、日経BP社から直接購入した場合…は、今回は

540円 + 150円 = 690円の割引になりました!

 

これは嬉しい誤算ですが、これ以外にも

  • 車を飛ばして買いに行かなくても、郵送で届く。(しかも発売日の前日に届いたりして)
  • 『日経LINUXバックナンバーDVD』が定期購読者限定割引で買えたりする(ハズ)。

これらを含めると、定期購読しない手はないなぁというところです。

 

Plamo Linux でGUIログイン

WindowsXPがインストールされた古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズで、Fujitsu ESPRIMO D5240(改)へ『Plamo Linux 6.0』をインストールした続きです。

今回は、起動時に『GUIのログイン画面』からログインできるようにしてみたいと思います。

 

1.Xディスプレイマネージャー

Linuxはランレベルを変更して、『ディスプレイマネージャーを使用するモード』にすると、『ディスプレイマネージャー』なるものが『Xサーバ』を起動して、『GUIのログイン画面』を表示するらしい。

そのログイン画面で認証に成功すると『X Window System』が起動し、『startx』などコマンドを打たなくても『GUI画面』が表示される。

因みに『ディスプレイマネージャー』の標準が『Xディスプレイマネージャー(XDM)』で、『GNOME』で使用されるのが『GDM』、『KDE』で利用されるのが『KDM』だそうです。

 

2.ランレベルの変更

ランレベルの設定は『/etc/inittab』ファイルの中の『initdefault』行に書かれているそうなので、早速エディタで開いて見てみました。

『Plamo Linux 6.0』は初期設定で『ランレベル』が『3』で、このままだと『CUI画面』で起動し、『GUI画面』を表示するには、ログイン認証した後『startx』とコマンドを実行する必要があります。

Linuxの典型的な『ランレベル』の設定は、『3』が『ネットワークを使用するマルチユーザモード』で、これに加えて『Xディスプレイマネージャー』を起動するのが『5』だそうです。

ということでランレベルを『5』に変更してみました。

が、『GUIのログイン画面』がでません!

 

何故でしょう?

少し調べてみたら、Linuxのランレベルは、ディストリビューションによって設定が異なっているようです。

今回使用している『Plamo Linux 6.0』は『Slackware』ベースなので、典型的には未使用となっているランレベル『4』が『Xディスプレイマネージャー』を起動する用で、ランレベル『5』が未使用になっているようです。

こういう細かな部分がLinuxを小難しくしてるんだと思うのですが。。。

気を取り直して、ランラベルの変更です。

  1. 『root』でログイン
  2. 『vi』で『/etc/inittab』を編集
    vi /etc/inittab
  3. 次の行を変更して保存
    (変更前) id:3:initdefault:
    (変更後) id:4:initdefault:
  4. 『reboot』を実行して再起動

 

3.作業を終えて

再起動すると、無事に『GUIのログイン画面』が表示され、一般ユーザでログインすると直ぐに『GUI画面』が表示されました。

いくつか気になった点。

『GUIのログイン画面』を使用すると『root』でログインできなくなってしまうようです。

まぁ一般ユーザでログインして『su』コマンドを使えば『root』に切り替えれば良いので実質問題ありませんが。

あと『GUIのログイン画面』で『console log for plamo』と表示されたウインドウが表示され、一般ユーザでログインした後の『GUI画面』でも、『xconsole』という名で、そのまま残っています。

これも消せば問題なさそう(?)ですが、少し気持ち悪い感じがします。

 

Fujitsu ESPRIMO D5240(改)へPlamo Linuxをインストール(2)

WindowsXPがインストールされた古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズで、Fujitsu ESPRIMO D5240(改)へ『Plamo Linux 6.0』をインストールした続きです。

今回は、『GUI画面』を起動できるようにすることと、一般ユーザの追加をしてみたいと思います。

 

1.X Window System の設定

前回『Plamo Linux 6.0』をインストールし、『root(スーパーユーザ)』でログインして『CUI』で利用できるようになりましたが、『startx』コマンドを実行しても残念ながら『GUI画面』は起動しませんでした。

どうやら『X Window System』の設定をしなければならないようなのですが、『Plamo Linux』には、オリジナルの『xfplamoconfig』という設定ツールがありましたので、これを使って設定します。

  1. パソコンを起動し、『Plamo Linux 6.0』が起動したら、『root』でログイン
  2. 『xfplamoconfig』と入力して実行
  3. 『Xサーバの設定』画面で『設定完了』を選び〈OK〉
  4. 『/etc/X11/』ディレクトリ配下に『xorg.conf』という『X Window System(X11)』の設定ファイルが出来上がる

これで基本的な設定ができているようなので、『startx』コマンドを実行してみると、無事『GUI画面(twm)』が起動しました。

と思いきや

 

良く見ると何だか画面がモニターから右にズレています。

モニターの調整ボタンでズレを直そうとしたら『サポート外のモードです』と表示されて修正できません!

どうやら使用しているモニターの標準表示仕様を超えた設定で『X Window System』が起動しているようです。

再度『xfplamoconfig』を実行し、モニターのマニュアルに載っている『解像度』と『水平周波数』『垂直周波数』の一覧を元に修正します。

  1. 『xfplamoconfig』と入力して実行
  2. 『Xサーバの設定』画面で『垂直同期周波数』を選び〈OK〉
  3. 『垂直同期周波数の選択』画面で、モニターのマニュアルに載っている数値を選び〈OK〉
  4. 『Xサーバの設定』画面に戻ったら『設定完了』を選び〈OK〉

これで『xorg.conf』が修正でき、『startx』コマンドを実行してみると、無事『GUI画面(twm)』のズレが直りました。

 

2.一般ユーザの追加

次に通常使う一般ユーザを登録します。

通常『Linux』では『useradd』というコマンドを使うらしいのですが、『Plamo Linux』には日本語でガイダンスが表示される『adduser』というコマンドがあるので、こちらを使います。

  1. rootのコマンドプロンプトで『adduser』と入力し、実行します。
  2. 『Can you read Japanese chars on this term? [y/N]』に『y』と入力し、実行します。
  3. 『新しいユーザのログイン名を指定ください』の問いに好きなログイン名を入力し、実行します。
  4. 『ユーザIDは?』の問いに何も入力せず、実行します。
  5. 『属するグループは?』の問いに何も入力せず、実行します。
  6. 『他のグループにも属しますか?』の問いに何も入力せず、実行します。
  7. 『ホームディレクトリは?』の問いに何も入力せず、実行します。
  8. 『使うシェルは?』の問いに何も入力せず、実行します。
  9. 『使うWMは?』の問いに何も入力せず、実行します。
  10. 『ローマ字,かな入力,NICOLA 入力のどれを使いますか?』の問いに何も入力せず、実行します。
  11. 『伝統的なIMの代わりに新世代IMを使いますか?』の問いに何も入力せず、実行します。
  12. 『ビジュアルベルを使いますか?』の問いに何も入力せず、実行します。
  13. 『フォントサイズ』を3回聞かれますので、何も入力せず、実行します。
  14. 『アカウントの有効期限は?』の問いに何も入力せず、実行します。
  15. データの確認をしてきますので、実行します。
  16. 『Full Name』『Room Number』『Work Phone』『Home Phone』『Other』と聞かれるので、適当に入力して(または入力せず)、実行します。
  17. 『Enter new UNIX password:』 に新しい一般ユーザ用のパスワードを入力し、確認でもう一度入力します。
  18. 一般ユーザの登録が完了しますので、『exit』と入力して実行し、ログアウトします。
  19. 『plamo login:』に新しいユーザ名を入れ、パスワードも入力します。
  20. 一般ユーザの『CUI』にログインしますので、『startx』とインストールし、実行します。
  21. 『GUI』が起動し、『ようこそXfceへ。初めてパネルが起動されました。』のウィンドウが開きますので、『デフォルト設定を使用する』を押します。

これで、無事に一般ユーザを登録し、『Xfce』が起動するようになりました。

と思いきや

 

画面上表示されないアイコンがあります。

使用するアイコンの設定がおかしいようなので直します。

  1. 画面左上『アプリケーション』メニューから『設定』-『設定マネージャー』を開く
  2. 『設定マネージャー』の一覧から『外観』を選ぶ
  3. 『アイコン』タブを開き『ネズミ』を選んで閉じる

これで表示されていなかったアイコンも表示されました。

 

3.作業を終えて

何度か表示がおかしくなりながらも、どうにか設定することができました。

起動時の『ログイン画面』が『CUI』なのは問題ありませんが、終了時や再起動時に『root』で『shutdown -h now』コマンドや『reboot』コマンドを実行しなければならないのは、

ちょっと面倒。。。

 

きっと何かの設定をすれば、他のディストリビューションのように『GUIログイン』や、『Xfce』画面からパソコンを終了したりすることができるんだろうなぁ

Fujitsu ESPRIMO D5240(改)へPlamo Linuxをインストール

WindowsXPがインストールされた古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズです。

以前『Plamo Linux 5.3』をノートパソコンへ試しにインストールしましたが、『Plamo Linux 6.0』がリリースされましたので、今回はFujitsu ESPRIMO D5240(改)へインストールしてみたいと思います。

 

1.Fujitsu ESPRIMO D5240のスペック

Fujitsuから2007年4月に発表されたビジネス向けのパソコンESPRIMO D5240は、CPUをインテルのCore2Duo E4300/Pentium4 531/Celeron D347から選択でき、RAM容量やハードディスク容量、光学ドライブの種類なども選択できる仕様になっています。

今回使用したパソコンのスペックは次のとおりです。

  • インテル Celeron D347(3.06GHz) → Core2Duo E4600 に換装
  • インテル 945GZ Express チップセット
  • メインメモリ 1GB → 2GB に増設
  • グラフィックアクセラレータ チップセット内蔵
  • HDD 80GB
  • フロッピーディスクドライブ
  • DVD-R/RWドライブ

 

2.Plamo Linux 6.0でいきましょう!

いつかは『Slackware』と思ってはいても、Linux初心者かつ英語力に難がある私には、どうも敷居が高いです。

そこでSlackware系のディストリビューションで、しかも日本人によって日本語化されているというディストリビューション『Plamo Linux』に白羽の矢が立つ訳ですが、日本語化されていても難しいは難しいです。

日本語の公式サイトがある(というか、公式サイトが日本語で作られている)ので安心感はあるのですが、Linux初心者には、必要な情報、例えばインストールの仕方や基本的な使用方法の調べ方すら分からないので、逃げ腰になってしまいます。

そんな中、『Plamo Linux 6.0』がリリースされたというニュースがあったことと、古いLinux関係の本を整理していたら『ホップ!ステップ!Linux!(翔泳社)』という『Plamo Linux』を教材にした世紀末に発行された本を見つけことが重なり、何となく『Slackware』への道の入り口に立ちたいと思ったのです。

まぁ、現在の『Plamo Linux』が『Slackware』への道の入り口になるのかは、よく分かっていないのですが、

そこは、まぁ、『気の持ちよう』ということで。

 

ということで、今回は『Plamo Linux』でいきましょう!

 

3.インストール前の準備

では、公式サイトのダウンロードページから『isoイメージ』を入手して、と思ったのですが、いきなり問題発生です。

『以下のサイトからダウンロード可能です』と紹介されている1番上のサイト(ftp.ne.jp)で『isoイメージ(plamo-6.0_x86_64_dvd.iso)』を見つけることができませんでした。

まぁ、その次のサイト(Ring Server Project)からダウンロードできたので良かったのですが、いきなり諦めるところでした。

気を取り直してダウンロードした『isoイメージ』をDVDに焼きます。

では、インストールを始めましょう!

 

4.いよいよインストール

以前『Plamo Linux 5.3』をインストールしたときと変わらない気がしますが、今回インストールした手順です。

  1. パソコンを起動し、『Fujitsu』のロゴが表示されたら、F12キーを押して『起動メニュー』を表示
  2. DVDを挿入し、『起動メニュー』から『CD/DVD』を選び実行
  3. ペンギンの絵の画面が表示され、暫くして『install login:』プロンプトが表示されたら、『root』と入力し実行
  4. 『PLAMO LINUX』のロゴか表示されたら『#』プロンプトに『setup』と入力し実行
  5. 『Plamo Linux のセットアップメニューへようこそ』画面で『cfdisk』を選び実行
  6. 『HDD selection』画面で『/dev/sda』を選び〈了解〉
  7. 内蔵ハードディスクを全て『Plamo Linux』で使うので、『sda1』など全ての既存パーティションを『削除』
  8. 『新規作成』を押下し、『パーティションのサイズ』に表示されている数字を消して『2G』と入力して実行
  9. 『基本パーティション』を押下すると『/dev/sda1』が、Idタイプ『83 Linux』で作られる
  10. 『タイプ』を選び『82 Linux スワップ』に変更
  11. 『空き領域』を選び『新規作成』を押下し、『パーティションのサイズ』をそのままにして実行
  12. 『基本パーティション』を押下すると『/dev/sda2』が、Idタイプ『83 Linux』で作られる
  13. 『/dev/sda2』を選び『起動可能』を押下すると、『起動』欄に『*』が表示される
  14. 『書き込み』を実行して、『パーティション情報をディスクに書き込んでもよろしいですか?』の確認に『yes』と入力し実行
  15. 『Plamo Linux のセットアップメニューへようこそ』画面へ戻り『install』を選び実行
  16. 『Plamo Linux インストールメニュー』画面で『ADDSWAP』を選び実行
  17. 『スワップ領域が見つかりました』画面で〈はい〉
  18. 『MKSWAPを使いますか?』画面で〈はい〉
  19. 『スワップパーティションの初期化が終了しました。』画面で〈了解〉
  20. 『スワップ領域の設定完了』画面で〈了解〉
  21. 『インストールを続行しますか?』画面で〈はい〉
  22. 『Linuxをインストールするパーティションの選択:』画面で選択できるのパーティションが『/dev/sda2』のみなので、そのまま〈了解〉
  23. 『パーティション/dev/sda2のフォーマット』画面で『Format』を選び〈了解〉
  24. 『/dev/sda2のFS形式の選択』画面で好きなファイル形式(今回は『ext4』)を選んで〈了解〉
  25. 『続行しますか?』画面で〈はい〉
  26. 『インストール元の選択』画面で『1 CD-ROMからインストール』を選び〈了解〉
  27. 『Install from the Plamo Linux CD-ROM』画面で『scan』を選び〈了解〉
  28. 『CD-ROMドライブが見つかりました』画面で〈了解〉
  29. 『インストール方法の選択』画面で『plamo』を選び〈了解〉
  30. 『続行しますか?』画面で〈はい〉
  31. 『インストールするカテゴリの選択』画面で『lof』上でスペースキーを押下し〈了解〉
  32. 『続行しますか?』画面で〈はい〉
  33. 『プロンプトモードの選択』画面で『RECOM』を選び〈了解〉するとインストールが始まる
  34. 暫くして『システム設定』画面が表示されたら〈はい〉でシステム設定を開始
  35. 『install bootloader』画面で『grub』を選び〈了解〉
  36. 『grub-installの実行』画面で〈はい〉
  37. 『grub.cfgの内容』画面で〈終了〉
  38. 『continue?』画面で〈はい〉
  39. 『grubのインストール先指定』画面で〈OK〉
  40. 『grubをMBRにインストール』画面で〈Yes〉
  41. 『インストール完了』画面で〈OK〉
  42. 『ネットワークの設定?』画面で〈はい〉
  43. 『configure your network』画面で〈了解〉
  44. 『configure your hostname』画面で『plamo』と入力し〈了解〉
  45. 『configure your domainname』画面で何も入力せず〈了解〉
  46. 『接続方法の変更』画面で『Dhcp』を選び実行
  47. 『Specify nameserver ?』画面で〈いいえ〉
  48. 『finish network configuration』画面で〈了解〉
  49. 『時間帯の設定』画面で〈はい〉
  50. 『システムの最終設定』画面で〈了解〉
  51. 『新しいUNIXパスワードを入力してください:』にパスワードを決めて入力
  52. 『新しいUNIXパスワードを再入力してください:』に再度パスワードを入力
  53. 『セットアップ完了』画面で〈了解〉
  54. 『Plamo Linux インストールメニュー』画面に戻ったら『EXIT』で終了

『#』プロンプトが表示され、DVDが吐き出されたら無事にインストール終了です。

『reboot』と入力して実行し、パソコンを再起動しましょう。

 

5.インストールを終えて

再起動後、『plamo login:』へ『root』と入力し実行。

『Password:』へ先ほどのインストール時に設定したパスワードを入力して実行。

これで『root@plamo:~#』とプロンプトが表示され、無事にインストールが終了しました。

この後『一般ユーザ』を作成し『GUI画面』を起動するのですが、それは次回にするとして、取り敢えずネットワークの設定が問題なくできているか確認してみました。

ping yahoo.co.jp

これで『Yahoo! Japan』まで辿り着けば大丈夫かな。

ちなみに『Linux』の『ping』は、勝手に止まらないので『Ctrl+C』で止めます。

回数を指定して『ping』を飛ばす(例では4回)のは

ping -c4 yahoo.co.jp

だそうです。

 

少しずつ『slackware』に近づいていきたいのですが、

これで一歩目を踏み出せたのかなぁ?

openSUSE Leap 42.1でネットワーク設定

前回『openSUSE 13.2』から『openSUSE Leap 42.1』へアップグレードしましたが、何故かネットワーク接続ができなくなってしまったので、手動で設定してみました。

 

1.ネットワークの設定

  1. 左下メニューの『システム』から『YaST』を選び『YaSTコントロールセンター』を開く
  2. 『YaSTコントロールセンター』の『システム』から『ネットワークの設定』を選び『YaST – ネットワークの設定』を開く
  3. 『YaST – ネットワークの設定』ウィンドウが開いたら、『編集』を押下
  4. 『可変IPアドレス』を選び『次へ』、『OK』と順に押下

これで『DHCP』でネットワークへ接続するための設定を自動取得するようになりました。

 

2.作業を終えて

『openSUSE 13.2』の時にはインターネットへ接続することができていたのですが、『openSUSE Leap 42.1』へアップグレードしたら接続できなくなっていました。

アップグレードしたときに設定情報が消えてしまったのか。

そもそも『openSUSE 13.2』をインストールしたときにネットワークの設定をした覚えがないので、何かの手違いでインターネットへ接続することができていたのか。

今となっては謎ですが、簡単に設定して接続できたので

良しとしましょう。。。

 

openSUSE 13.2 を openSUSE Leap 42.1へアップグレード

前回の『古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズ』でインストールした『openSUSE』が大きく変わったということで、アップグレードしてみました。

 

1.openSUSE Leap 42.1登場

ヨーロッパ方面で人気らしいLinuxディストリビューションの『openSUSE』ですが、先日インストールした安定版の『openSUSE 13.2』から大きく開発体制が変わり、新エディションの『openSUSE Leap』版が従来の安定版に取って代わったとのことです。

何が変わったのか詳しいことは初心者の私にはよくわかりませんが、何やら商用版『SUSE Linux Enterprise』からパッケージを取り入れて安定性の向上などを図っているとか。

まぁ新しくなって、安定性が向上しているのならインストールしない手はないですよね。

実際は、メインで使う予定ないですけど。

 

2.早速インストール

早速インストールと書いた矢先で何ですが。。。

最初からクリーンインストールするのは簡単ですが、せっかくなので『DVDメディアを使用したアップグレード』を試してみようと思います。

既にインストールされている『openSUSE 13.2』からコマンドでアップグレードすることもできるようなのですが、ネットで調べたところ失敗する事例もあるらしいです。

未確認の情報ですが。

 

では、アップグレードします。

『openSUSE Leap 42.1』のISOファイルを公式サイトからダウンロードし、DVDに焼いてパソコンを起動したところからの流れです。

  1. 起動メニューが表示されたら『F2』キーを押して、インストール言語に『日本語』を選択
  2. 起動メニューが日本語に変わったら『アップグレード』を選ぶ
  3. 『言語、キーボード、およびライセンス契約』画面を確認して『次へ』を押下
  4. 『アップデートの選択』画面で『次へ』を押下
  5. 『直前に利用したリポジトリ』画面で『次へ』を押下
  6. 『オンラインリポジトリの一覧を読みだしています』画面で『ネットワークは設定されていません』というウィンドウが開き、『インターネット接続が必要です。設定してよろしいですか?』と聞かれたので『はい』を押下
  7. 『ネットワーク設定』画面で『編集』を押下し、『可変IPアドレス』を選んで『次へ』を2回押下
  8. 『オンラインリポジトリの一覧』画面で『次へ』を押下
  9. 『メインリポジトリ(オープンソース)ライセンス契約』画面で『次へ』を押下(ここで15分くらい画面が固まりました)
  10. 『インストールの設定』画面で『アップデート』を押下すると『アップデートを確認』というウィンドウが開くので、『アップデート開始』を押下

暫く時間がかかりますが、アップグレードが終了します。

 

3.アップグレードを終えて

先日のインストール記事では、『暫くいじってみたくなりました』と書いたのですが、日々の生活に忙殺されて全然触っていませんでした。

今月発売の『日経LINUX』の記事で『openSUSE』が変わったということを知らなかったら、まだ暫く放置だったと思います。

ということで、11月4日にリリースされたばかりのディストリビューション(の新エディション)を無事インストール(アップグレード)することができました。

今回は、『クリーンインストール』ではなく『アップグレード』をしましたが、

『カーネル』も『3.16』から『4.1.12』になり、『LibreOffice』も『4.37.2』から『5.0.2.2』になっていたので、アップグレード処理は無事に終了していると思います。

ちなみにアップグレード前後のスクリーンショットです。

アップグレード前(openSUSE 13.2)

openSUSE 13.2

アップグレード後(openSUSE Leap 42.1)

openSUSE Leap

何だかカッコイイ!

Linx Mint 17.2へProcessingをインストール

いろいろなディストリビューションをインストールしてみましたが、そろそろネタも尽きてきたので、今度はLinuxを使うことを楽しんでみたいと思います。

まず手始めにアプリケーションを手軽に作れると言われている『Processing』というプログラミング言語(環境?)をインストールします。

 

1.Processingの入手

『Processing』は、Linuxばかりでなく、WindowsやMacでも動作する開発環境で、各パソコンで動く実行ファイルや、Androidアプリも作れるようです。

早速、最新版の『Processing』を公式サイトからダウンロードします。

  1. 公式サイトが開いたら、左側のメニューから『Download』を押すProcessing公式サイト
  2. 寄付の金額を選ぶ画面になりますので、寄付するも良し、しないも良しでダウンロード画面へ進む寄付しますか?
  3. 自分のOS名称を押して、ダウンロードする。今回は『Linux 64-bit』ダウンロード
  4. 『次のファイルを開こうとしています:』のメッセージが出たら『ファイルを保存』を押下ダウンロード確認

これで自分のパソコンの『Home』配下、『ダウンロード』フォルダに圧縮された『Processing』がダウンロードされます。

 

2.Processingのインストール

インストールとはいっても、ダウンロードした圧縮ファイルを展開すれば、展開後のフォルダの中に実行ファイルが入っているので、実際には圧縮展開とフォルダの移動をするだけです。

  1. ダウンロードフォルダを開き、ダウンロードした『Processing~.tgz』をダブルクリックダウンロードフォルダ
  2. 書庫マネージャが開くので、適当な場所(例えば『ドキュメント』フォルダ)を選んで『展開』展開
  3. 端末を開いて次のコマンドを実行(『ドキュメント』フォルダ内に展開した『Processing』をスーパーユーザ権限で『/opt(その他のプログラムを格納するためのフォルダ)』に名前を変えて移動)
    sudo mv ドキュメント/processing* /opt/processing

これで、ファイルマネージャから『/opt/processing』フォルダ内の『processing』ファイルをダブルクリックすれば、『Processing』を起動することができるようになりました。

 

3.Processingをメニューに登録

『Processing』を起動するたびにファイルマネージャからダブルクリックするのでは不便ですので、『Linux Mint』のメニューから起動できるように設定します。

  1. メニューを右クリックして『メニューの編集』を選ぶ
  2. 左の欄から『プログラミング』を選ぶと『アイテム』欄の表示が変わるので、『新しいアイテム』ボタンを押下
  3. 『ランチャーの作成』ウィンドウが開くので、適当な名前を付け、『コマンド』欄は『/opt/processing/processing』を選択ランチャの作成
  4. アイコンを押下すると変更可能なので、お好みで。

いろいろ調べた中では、端末から『processing』と入力して実行できるようにシンボリックリンクを作成するという方法が一般的だったようです。

sudo ln -s /opt/processing/processing /usr/local/bin/processing

が、端末を開かずにメニューから起動出来た方が良くないかしら?

と思った次第です。

 

4.作業を終えて

プログラミングができる訳でもないのですが、パソコンを『いじっている感』を出すためにプログラミング言語(環境?)を入れてみました。

昔の『日経LINUX』に『知識ゼロからのビジュアルAndroidアプリ開発』なる連載記事があったので、それなどを参考にしながら暫く遊んでみることにします。

暫くしたら『google play』にアプリが載ってる!

なんてことがあったらカッコイイですね。

いや、無理ですけど。

 

USBメモリーへTails1.6をインストール

今回の『古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズ』は、番外編として『USBメモリー』へ『Tails 1.6』をインストールしてみたいと思います。

 

1.Tailsって?

Linuxディストリビューションの一つで、匿名通信によるプライバシー保護を目的としているそうです。

基本的にDVDやUSBメモリー、SDカードからのライブ起動で使用するもので、使用後にパソコンの電源を切ると全く使用した形跡を残さないので、情報の漏えいの防止になるんだそうです。

良く言えば『情報の漏えいの防止』ですが、悪く言えば『証拠が残らない』ですかね。

何だか危ない匂いがプンプンします。

 

アメリカ合衆国の国家安全保障局の不正を内部告発したエドワード・スノーデン氏が、匿名通信をするために使用したとかしないとか。

科学技術は使う人次第で『善』にも『悪』にもなるということで、科学技術は善人に使って貰いたいものです。

 

2.早速インストール

ということで、早速インストールしてみたいと思います。

用意したのは、4GBのUSBメモリーとインストール用のWindowsパソコン。

パソコンはLinuxパソコンでも良い様ですが、今回のインストール方法では、Windowsの書き込みソフトを使用しました。

  1. Tailsの公式サイトから『isoファイル』をダウンロード
  2. SourceForge辺りから『USBWriter』をダウンロード
  3. Windowsで『USBWriter』を起動し、『Source file』に先ほどダウンロードした『isoファイル』を指定
  4. 『Target device』にUSBメモリーを指定
  5. 『Write』ボタンを押下
  6. 英語で『USBメモリーの内容が全部消えちゃうけど良い?』的なメッセージが出たら『はい』を押下

以上で、『Tails』を起動するためのメディアができました。

Tails1.6

因みに日本語で起動するには、ログイン画面で『日本語』を選択するだけです。

 

3、インストールを終えて

インストール方法をネットなどで調べると、一度DVDに焼いてからライブ起動し、Tailsからインストーラーを使ってUSBメモリーに書き込むのが簡単と書いてありましたが、今回の方法も結構簡単だと思います。

DVDメディアも無駄にならないし。

 

作ったTailsの起動用USBメモリーを使用して『NEC Mate MY26X/E-1』でライブ起動しましたが、問題なさそうです。

また折角なので(?)スパイよろしく『FMV-BIBLO LOOX』という結構小さめのノートパソコンでもライブ起動してみましたが、Wifiも繋がり、こちらも問題なさそうです。

これで問題なく諜報活動ができそうです(嘘)

 

 

Fujitsu ESPRIMO D5240(改)へopenSUSEをインストール

今回も、『古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズ』です。

前回同様、CPUを『Core 2 Duo E4600』に換装した『Fujitsu ESPRIMO D5240』へ『openSUSE 13.2』をインストールしてみたいと思います。

 

1.Fujitsu ESPRIMO D5240のスペック

Fujitsuから2007年4月に発表されたビジネス向けのパソコンESPRIMO D5240は、CPUをインテルのCore2Duo E4300/Pentium4 531/Celeron D347から選択でき、RAM容量やハードディスク容量、光学ドライブの種類なども選択できる仕様になっています。

今回使用したパソコンのスペックは次のとおりです。

  • インテル Celeron D347(3.06GHz) → Core2Duo E4600 に換装
  • インテル 945GZ Express チップセット
  • メインメモリ 1GB → 2GB に増設
  • グラフィックアクセラレータ チップセット内蔵
  • HDD 80GB
  • フロッピーディスクドライブ
  • DVD-R/RWドライブ

2.早速インストール

まずは『openSUSE 13.2』を日本語ダウンロードサイトからダウンロードします。

『直接リンク』と『64ビットPC』が選択されていることを確認して、『DVD版ダウンロード』ボタンを押すとダウンロードが始まります。

それでは、入手したISOファイルをDVDに焼いて、パソコンに挿入しインストールしましょう!

  1. パソコンを起動後、速やかに『F12』キーを押して起動メニューを表示させる
  2. DVDを挿入して、DVDから起動
  3. 起動メニューが表示されたら『F2』キーを押して、インストール言語に『日本語』を選択
  4. 起動メニューが日本語に変わったら『インストール』を選びインストール開始
  5. 『言語/キーボード/ライセンス同意』画面を確認して『次へ』を押下
  6. 『インストールオプション』画面で『次へ』を押下
  7. 『パーティション分割案の提案』がされなかったので『パーティション設定の作成』を押下
  8. 『ハードディスク』で『1.IDEディスク』を選択して『次へ』を押下
  9. 『インストール先』で『ハードディスク全体を使用する』ボタンを押して『次へ』を押下
  10. 今度は『パーティション分割案の提案』が出てきたので、そのまま『次へ』を押下
  11. 『時計とタイムゾーン』画面で『次へ』を押下
  12. 『デスクトップの選択』画面で『次へ』を押下
  13. 『新しいユーザの作成』画面で『ユーザのフルネーム』『ユーザ名』『パスワード』を設定して『次へ』を押下
  14. 『インストール設定』画面で『インストール』を押下すると確認画面が表示されるので『インストールする』を押下

 

暫くするとインストールが終わり、パソコンが再起動して『openSUSE』が起動すれば、無事インストールは完了です。

openSUSE 13.2

 

3.インストールを終えて

『openSUSE』はヨーロッパで人気らしいのですが、なんとなく敬遠していました。

別にカメレオンが気持ち悪いとかそういうことではないです。

 

どちらかと言えばカメレオンは好きです。

環境に応じて体色が変わるなんて不思議ですよね!不思議大好きです。

 

話がそれました。

 

何となく重いというイメージが先行していたので敬遠していたのですが、起動時間も1分ちょっとで、『Ubuntu』と変わらない感じでした。

調べてみると、憧れのディストリビューション『Slackware』の流れを汲むディストリビューションだとか。

 

使わない手はないなぁ

 

暫くいじってみたくなりました。