毎月『日経Linux』という雑誌を定期購読しています。
『Windows』や『Mac』のように既にあるソフトを使うだけではなく、いろいろな仕組みを知ったりプログラミングをしたり、もっとパソコンの内部的な(オタク的な)こともして楽しみたいという気持ちから『Linux』を勉強するために購読したのです。
が、最近この雑誌では、ハードウェア(電子工作?)の方面も特集が組まれたり、連載が行われたりして、とても楽しげです。
そんな訳で、子どもの頃は『モーターで動く自動車のプラモデル』すら正しく組み立てることができず、中学校の技術の時間に初めてハンダ付けして作ったインターホンは通電すらしなかったという生粋の不器用人間の私が、とうとう買ってしまったのです。
そう『Raspberry Pi』です。
昔から電子工作に興味がなかった訳ではなく、『学研電子ブロック』も持っていました(あ、今も持っています)し、ずっと憧れはあったのです。
1.『Raspberry Pi』って何?
そうそう、あまりに興奮して説明をしていませんでした。
『ラズベリーパイ』と言っても食べ物ではありません、格安で小型のコンピュータです。
本体だけで5,000円前後。大きさは、タバコの箱くらいでしょうか(タバコ吸わないので曖昧ですが)。
このサイズにLANポート×1、USB2.0ポート×4、センサーなどを接続するピンヘッダーなどが備わっています。
簡単にLinuxをインストールして、低電力の家庭用サーバーとして使うこともできるようです。
もちろん、電子工作に使って、いろいろなモノの制御に使えると言うか、それが本来の使い方か?
2.なんだかんだ入って12,600円(税込)。
今回購入したのは、『ラズパイマガジン2015年春号』の発売に合わせた期間限定の特別セットです。
セット内容は、この本(ムック)と『Raspberry Pi Model B+』と専用ケースの3点で8,000円。
それにムック記事に連動した『日経Linuxが選ぶ電子工作入門キット』が4,600円。
合計12,600円の出費は痛かったですが、まぁ楽しみながら自己啓発と思えば…
3.その他、必要なもの。
12,600円の出費は痛かったですが(しつこい!)、その他に必要なものは、家に転がっているものでどうにかなりそうです。以下が『ラズパイマガジン』に書いてあった最小構成の周辺機器です。
- microSDカード(OSをインストールする記憶装置。8GB以上推奨。)
- HDMIケーブル(モニター出力)
- マウス
- キーボード
- USB-ACアダプター(1.2A以上2A程度がベスト)
microSDカードは、タブレットに挿してあるものを使おうかとも思ったのですが、たまたまAmazonのタイムセールで安く売っていたので、新規に購入しました。
HDMIケーブル、マウス、キーボードは、たぶん転がっています。
USB-ACアダプターだけは無いかなぁと思ったのですが、タブレット(ASUS MEMO Pad HD7)の充電用アダプターが1.35Aだったので、試しに使ってみようと思います。
組み込みマイコンにLinuxをインストールできるんですね!
起動が遅いとも言われますが、それはともかく(笑)
最近では、5ドルコンピュータ「ラズベリー・パイZero」が品薄だそうです。
トランジスタ技術2016年3月号66頁で見て、図書館でコピーしました。
イギリスやアメリカのサイトに注文して24時間体制で入荷メールをチェックして
即発注するのだそうです。
私は半田付けでMC68000マイコンを完成しCPM-68Kを移植したことがあります。
人工知能の研究をしようと夢見ていましたが、完成とともに力尽きました。
最近の人工知能の開発状況は目覚しいですよね。囲碁世界チャンピオンに買ったり
自動運転技術とか、どうなってるのか想像もつきません。
リバーサイドさん、こんにちは。
凄いですね!
ハンダ付けで電子回路を作り上げるとか、憧れです。
多分その頃の私は、シャープのX68000で訳も分からず遊んでいたと思います。
「ラズベリー・パイZero」は、完全に組み込み用な感じですが、それでも5ドルとは
驚きです。品薄も頷けます。
本当に技術の進歩は早いですよね。
人工知能の進歩も信じられませんが、研究をしている人の知能がもっと信じられません