Ubuntu日本語Remixで自宅サーバ - Googleアカウントを同期。

『メイン機』兼『自宅サーバー』として使用する予定で『Ubuntu 18.04 日本語Remix』をインストールして楽しんでいます。

『共有フォルダ』のデータを遠隔地にバックアップしたいと思って思案していましたが、とあるプロモーションにより、Googleドライブが1年間100GB増量されたので、こちらをバックアップ先の候補として試してみたいと思います。

 

1.ナイスなプロモーション

先日スマートフォンを『asus zenfone4 Max Pro』に買い換えました。

その際に『asus』のプロモーションで、Googleドライブが1年間100GB増量されました。

今までGoogleドライブは特に使っていなかったのですが、折角の機会ですので『Ubuntu 18.04 日本語Remix』の『オンラインアカウント』機能を使って連携し、『Nautilus』からアクセスしてみたいと思います。

 

2.オンラインアカウントの接続

それでは早速Googleのアカウントに接続してみたいと思います。

  1. 『設定』の『オンラインアカウント』を開きます。オンラインアカウント
  2. 『アカウントの追加』で『Google』を押下します。
  3. 『ログイン』画面で『Googleのメールアドレス』を入力し『次へ』を押下します。ログイン
  4. 『パスワード』を入力し『次へ』を押下します。
  5. 『Googleアカウント』へのアクセスリクエストで『許可』を押下します。アクセスリクエスト
  6. 『Googleアカウント』で連携するアプリケーションの設定画面が表示されます。
  7. 今回はとりあえず『ファイル』だけ使えれば良いような気がするので、他を『オフ』にして閉じます。連携アプリ選択

以上で設定は終わりです。

『Nautilus』を開くと『Googleドライブ』が登録されていました。

Nautilus

 

3.作業を終えて

とりあえず『Googleドライブ』が『Nautilus』から使えるようになりました。

この後、どのようにして『共有フォルダ』のデータをバックアップするか、調査が必要です。

というか勉強が必要です。

 

 

Ubuntu日本語Remixで自宅サーバ - Google Chromeをインストール。

『メイン機』兼『自宅サーバー』として使用する予定で『Ubuntu 18.04 日本語Remix』をインストールして楽しんでいます。

『自宅サーバー』の構築とは違いますが、『メイン機』と使用するために『Google Chrome』をインストールしてみたいと思います。

 

1.『Ubuntuソフトウェア』以外からのインストール

『Ubuntuソフトウェア』を検索してもオープンソースの『Chromium』は出てきますが、『Google Chrome』は出てきません。

そこで今回は、初めてアプリ開発者独自のリポジトリーからのインストールをしてみたいと思います。

  1. 既にインストールされている『FireFoxウェブ・ブラウザ』を開き『chrome』を検索しますChrome検索
  2. 『Google.co.jp – Google Chrome を入手』を開き、『CHROME をダウンロード』を押下します。CHROME をダウンロード
  3. 『64 ビット .deb』を選択し、『利用規約』を了承したら『同意してインストール』を押下します。chromeをインストール
  4. 『次のファイルを開こうとしています:』というウインドウが開くので、『OK』を押下します。プログラムで開く
  5. 『Ubuntuソフトウェア(?)』で『google-chrome-stable』が開くので、『インストール』を押下します。Ubuntuソフトウェアでインストール
  6. 『アクティビティ画面』から『Google Chrome』を開きます。
  7. 初回起動時には、『Google Chrome』を既定のブラウザにするかなどの設定をします。初回起動時設定

無事に『Google Chrome』がインストールされ、起動することができました。Google Chrome

 

2.作業を終えて

なんだか拍子抜けするくらい簡単にインストールすることができました。

ちなみに『ソフトウェアとアップデート』を開いてみたら、『他のソフトウェア』のところに『Google Chrome』のリポジトリーらしきものが追加されていました。

Googleリポジトリー

 

 

Ubuntu日本語Remixで自宅サーバ - system-config-sambaを使う

『メイン機』兼『自宅サーバー』として使用する予定で『Ubuntu 18.04 日本語Remix』をインストールして楽しんでいます。

『USBハードディスク』をパソコン起動時に自動マウントするように設定し、『nautilus』から『samba』で共有しましたが、何をやっても頻繁に繋がらなくなるので、他の方法で『samba』の設定をしてみたいと思います。

 

1.『nautilus』からの共有は難しい(?)

前回予告したとおり(?)共有に失敗して『泣きながら対処』しています。

『Ubuntu 18.04 日本語Remix』では、『nautilus』から簡単に『samba』をインストールし、GUIで任意のフォルダを共有できるのだと思って作業をしていました。

第1回目は、作法に則って(?)共有したいフォルダの入ったUSBハードディスクを『/srv』へマウントし、『nautilus』から『samba』で共有しようと思いましたが、当初『root』の壁にぶつかり設定が出来ませんでした。

試行錯誤の結果、コマンドラインから『sudo nautilus』として『nautilus』を起動しすることにより、『samba』の設定することが出来ましたが、他のパソコンから頻繁に繋がらなくなる事象が発生したため断念しました。

第2回目は、『/srv』に共有したいフォルダの入ったUSBハードディスクをマウントするのを止め、『ホーム』内の『公開』フォルダにマウントして『samba』で共有することにしましたが、こちらも同様に頻繁に繋がらなくなる事象が発生してしまいました。

 

2.何となく分かったこと

試行錯誤と何度かのOS再インストールを経て、何となく分かったような、分からなかったようなことは以下。

  • 『nautilus』のメッセージからの流れで『samba』をインストールして設定すると、『/etc/samba/smb.conf』は更新されず、『/var/lib/samba/usershare/』配下に『共有設定したフォルダ名』の設定ファイルができあがる。
  • 『samba』を『Ubuntuソフトウェア』からインストールした場合と異なり、『system-config-samba』による設定はできない。
  • 『nautilus』からインストールした『samba』と、『Ubuntuソフトウェア』からインストールした『samba』が同じものなのか違うものなのかは(私の能力では)分からないが、少なくとも付随してインストールされるパッケージが全て同じという訳ではないようだ。
  • 『nautilus』の共有機能が、設定ファイルを『/etc/samba/smb.conf』にしていない理由はよく分からないが、この辺が今回のエラーの原因か(?)

 

3.それでもやっぱり、GUIで設定したい!

結局『nautilus』からの共有は諦め、『Ubuntuソフトウェア』から『samba』をインストールして利用することにしました。

インターネットを検索すれば、テキストエディタを使った『/etc/samba/smb.conf』の設定方法が沢山でてきますが、

それでもやっぱり、GUIで設定したい!

 

ということで、『system-config-samba』を利用して、設定したいと思います。

  1. 予め『/srv』へ共有したいフォルダの入ったUSBハードディスクをマウントしておきます。
  2. 『Ubuntuソフトウェア』から『samba』を検索します。sambaを検索
  3. 検索結果に2件表示されるので『samba』を選んで『インストール』を押下します。sambaインストール
  4. 『インストール』が終わったら『起動』を押下します。samba起動
  5. 『端末』から『sudo system-config-samba』と入力し、『samba サーバー設定』を開きます。samba サーバー設定
  6. 『+』マークを押下して『samba 共有を作成』を開き、共有したい『ディレクトリ』『共有名』を入力し、『書き込み可能』『可視』にチェックを入れます。samba 共有を作成
  7. 『アクセス』タブを開き『誰でもアクセスを許可する』を選んで『OK』を押下します。アクセスタブ

これで設定は終わりました、パソコンを再起動すると無事に共有することができました。

 

4.作業を終えて

作業後に確認したところ、『/etc/samba/smb.conf』が更新されていました。

『Kona Linux』でファイルサーバーを設定したときに、テキストエディタを使用して『/etc/samba/smb.conf』を書き換えた経験があるので、それほど難しいものではないというのは分かっているのですが、やっぱり

初心者にはGUIが簡単で良い!

 

とおもいました。

しかし、『nautilus』も『system-config-samba』のように『/etc/samba/smb.conf』を書き換えて設定してくれれば良いのに。。。

なんか、わざわざ

ややこしくしているだけじゃん!

 

と思う、初心者の私でした。

Ubuntu日本語Remixで自宅サーバ - sambaで共有するフォルダを/srvから/homeへ

『メイン機』兼『自宅サーバー』として使用する予定で『Ubuntu 18.04 日本語Remix』をインストールして楽しんでいます。

『USBハードディスク』を『/srv』へマウントし『nautilus』から『samba』で共有しましたが、他のパソコンから頻繁に繋がらなくなる事象が発生しましたので、他の方法で『samba』共有してみたいと思います。

 

1.共有フォルダに繋がらない

『Ubuntu 18.04 日本語Remix』では、ファイルマネージャーソフトの『nautilus』から、簡単に『samba』による共有ができるようだったので、『USBハードディスク』を『/srv』へマウントし、『root』の壁を乗り越えて、どうにかこうにか設定しました。

実際に少しの間は共有できていたのですが、何かのタイミングで、次のようなメッセージが出るようになり、他のパソコンから頻繁に繋がらなくなってしまいました。

sambaアクセス不能

 

 

2.『nautilus』で作られる『samba』の設定ファイル

それならば『samba』の設定ファイル『/etc/samba/smb.conf』は、どんな風に作られて(変更されて)いるのだろうかと思い、中を覗いてみたところ、『nautilus』からの設定は全く反映されていない様子でした。

????

 

少し調べてみると、『nautilus』からの設定は『/var/lib/samba/usershare/』配下に『共有設定したフォルダ名』の設定ファイルができあがるらしい。

実際に見てみると確かにできている。

 

試しに自分の『ホーム』配下の『公開』フォルダを『nautilus』から『samba』による共有してみると、見事に同じような内容の設定ファイルが出来上がっていました。

 

3.『ホーム』内のフォルダを共有フォルダに!

こうなると設定ファイルに何の問題があるのか、

全く分かりません!

 

ということで、採り得る方法は2つです。

  1. 『nautilus』からの設定を諦め、『/etc/samba/smb.conf』を書き換えて『samba』で共有する
  2. 『/srv』配下に共有フォルダを置くのを止めて、『ホーム』内の『公開』フォルダを『samba』で共有する

通常のサーバ運用なら、きっと『案1』を採用するのでしょうが、今回は『メイン機』兼『自宅サーバー』として使用するノートパソコンへの設定です。

『/home/ユーザー名/公開』に『USBハードディスク』をマウントして、『公開』フォルダを家庭内で共有することにします。

当初は『/home』や『/home/ユーザー名』に『USBハードディスク』をマウントして、火事などの緊急事態に『/home』を持って逃げられるという『おまけ』付きで共有しようかと考えていたのですが、USBハードディスク』が問題を起こしてシステムが動かなくなると嫌なので止めておきました。

 

4.まずは『USBハードディスク』のマウントポイントを変更

  1. 最初に端末から『sudo nautilus』で『nautilus』を開き、『/srv』配下の共有設定を解除します。
  2. ユーティリティアプリケーションの『ディスク』を起動し、『歯車マーク』を押して『マウントオプションを編集…』を選び、『マウントオプション』画面を開きます。
  3. 『User Session Defaults』を『オン』にして『OK』ボタンを押下します。
  4. 『ディスク』を閉じて、パソコンを再起動すると、無事に『USBハードディスク』を『/srv』から切り離すことができました。
  5. 次に再度、ユーティリティアプリケーションの『ディスク』を起動し、『歯車マーク』を押して『マウントオプションを編集…』を選び、『マウントオプション』画面を開きます。
  6. 『User Session Defaults』を『オフ』にして『Mount at system startup』にチェックを入れ、『マウントポイント』を『/home/ユーザー名/公開』に変更し、『OK』ボタンを押下します。
  7. パソコンを再起動すると無事に『USBハードディスク』が『/home/ユーザー名/公開』にマウントされました。

 

5.『公開』フォルダを『nautilus』から『samba』で共有

  1. 『nautilus』を開き『公開』フォルダを右クリックし、プロパティを開きます。
  2. 今まで色々と設定を繰り返していたからか、何か違う理由からか、『公開』フォルダの所有者が『root』になっていて共有できません。
  3. ユーティリティアプリケーションの『ディスク』を起動して、一旦『User Session Defaults』を『オン』にしてマウントを解除しパソコンを再起動します。
  4. 再起動後『公開』フォルダのプロパティを確認すると所有者は自分になっていました。
  5. 仕方がないので『公開』フォルダ配下に『USBハードディスク』をマウントするためのフォルダ(マウントポイント?)を作成します。今回は仮に『SHARE』としました。
  6. 再度『ディスク』を起動し、『USBハードディスク』を先ほど作った『SHARE』にマウントします。
  7. パソコンを再起動し『nautilus』で確認すると『SHARE』に『USBハードディスク』がマウントされていますが、所有者が『root』になっていて共有できません。
  8. その上の階層のフォルダ『公開』の所有者は自分のままだったので、こちらを共有してみます。
  9. 『公開』フォルダを右クリックし、プロパティを開きます。
  10. 『ローカルネットワーク共有』タブを選び、共有名を分かりやすい名前に変更し、(外部に接続していないので)全てのチェックを入れ、『共有を作成』を押下します。
  11. アクセス権付与に関するメッセージがでますので、『自動的にアクセス権を付加する』を押下します。

これでどうやら『USBハードディスク』を『samba』で共有できたようです。

また少し使ってみて問題がでたら、

泣きながら対処します。

 

6.作業を終えて

『公開』フォルダの所有者はそのままなら『自分』です。

『USBハードディスク』をただパソコンに接続すると『/media/ユーザー名』にマウントされて、こちらも所有者は『自分』です。

しかしながら『公開』など他の場所へ『nautilus』でマウントすると所有者が『root』になってしまいます。

これはきっと何かシステム的に問題が起きないように配慮されているに違いありません(と思います)。

ということで、『公開』フォルダの配下に所有者が『root』になってしまう『SHARE』フォルダ(マウントポイント)を作り、所有者が自分のままとなった『公開』フォルダごと共有してみました。

『SHARE』フォルダのプロパティをみると所有者は『root』のままですが、『nautilus』の『ローカルネットワーク共有』機能によって『自動的にアクセス権を付加する』を選ぶとアクセス権は共有に都合が良いように変更されるようです。

やれやれ、これで問題が無ければ良いのですが。。。