Kona Linuxで自宅サーバ - USBハードディスクを自動マウント。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、サーバ用のデータを保存するためにUSBハードディスクを自動でマウントするようにしてみたいと思います。

1.基本はUbuntuサーバーのときと同じ

2015年5月25日に投稿した記事と基本的に同じですので、詳しくは御一読いただければと思いますが、少し操作の違う部分もありましたので、その辺を中心に書きたいと思います。

 

2.識別子『UUID』を調べる

Ubuntuサーバーのときと同様に、誤って違う媒体をマウントしてしまうことがないように、固有の識別子『UUID』を使って設定します。

USBハードディスクの『UUID』の調べ方です。

  1. Kona linux が起動したパソコンにUSBハードディスクを挿します。
  2. 『メニュー』の『設定』から『GParted』を起動します。
  3. 『GParted』が起動すると、ウィンドウの右上に現在選ばれているハードディスクが、『/dev/sda (37.26GiB)』などと表示されている。
  4. その部分をクリックし、USBハードディスクに変更する。今回は『/dev/sdb (931.51GiB)』でした。
  5. その真下の太いバーの部分をクリックする。
  6. 『パーティション』メニューから『情報』を開くと『UUID』が記されています。

 

3.『/etc/fstab』の編集

前回同様『/etc/fstab』を編集します。

今回は、デバイスは先ほど調べた『UUID』で指定し、マウントポイントは『/srv』、USBハードディスクは『NTFS』でフォーマットされているという前提で編集します。

  1. 『メニュー』の『アクセサリ』から『システムターミナル・スーパーユーザモード』を起動します。
  2. 『gksudo leafpad』と入力して実行し、テキストエディタの『Leafpad』をスーパーユーザモードで起動します。
  3. 『ファイル』メニューから『開く』を選び『ファイル・システム』-『etc』と辿って『fstab』を開きます。
  4. 最後に次の行を追加します。
    UUID=先ほど調べた『UUID』 /srv ntfs defaults 0 0
  5. 保存して終了します。

4.作業を終えて

この『自動マウント』の設定は、どうしてもGUIツールでサクッと終わらせる方法が見つからず、今回もテキストエディタで『fstab』を編集する方法になってしまいました。

それほど難しくないとはいえ、あまり直接編集はしたくないんですが。

なにやらUbuntuだと『PySDM』なるものがあるらしいのですが、Debianベースだからなのか、『ソフトウェアセンター』で見つけることができませんでした。

 

一方、Ubuntuと違い、GUIツールをスーパーユーザモードで起動するための『gksudo』がインストールされていたので、『システムターミナル』からコマンドで『Leafpad』や『ファイルマネージャ』を起動することができました。

出来ればメニュー(またはランチャー)から『Leafpad』や『ファイルマネージャ』をスーパーユーザモードで起動できるようにしておきたいなぁと考えています。

が、

 

そもそも『Kona Linux』では、『root』のパスワードを設定しているので、『ログアウト』して『root』で『ログイン』し直せば良いのかもしれません。

Kona Linuxで自宅サーバ - バッテリをUPS代わりにする。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、ノートパソコンのバッテリを利用して『UPS(無停電電源装置)』の代わりをさせるため、電源管理の設定をしてみたいと思います。

 

1.平常時の電源管理

ノートパソコンを常時運用しているサーバとして使用するため、平常時は蓋を閉めた状態でパソコンを作動させておきたいと思います。

以前、このノートパソコンに『Ubuntuサーバー』をインストールして同様のことをしようと思いました。

が、『電源管理』で『ラップトップの蓋が閉じられたとき』の設定を、『画面をロック』や『何もしない』にしても、蓋を閉じるとノートパソコンがフリーズしてしまうという問題があり、蓋開けっ放し状態で止む無しとしました。

今回は、『電源管理』で既定値の『画面をロック』のままでもフリーズしませんでしたので、そのままにすることにします。

『画面をロック』もしないんですけどね!

 

まぁ良しとしましょう。

※2015.7.11追記:KY様からコメントをいただいたとおり、スクリーンセーバーを起動したら、『画面をロック』の機能が働きました!

 

2.停電時の電源管理

次に本題、AC電源からの給電がストップしてバッテリー駆動となり、バッテリーの残量が少なくなった場合に自動でシャットダウンするように設定します。

  1. 画面右下の乾電池のようなアイコンを右クリックして、表示されたメニューから『設定』を選びます。
  2. 『Xfce 電源管理』が開きますので『バッテリ電源』を選びます。
  3. 『バッテリの充電量が危機的状態になったとき』を『シャットダウン』にします。UPS設定01
  4. 『拡張』を選び、『コンピュータが低電力状態にあるとみなす充電率』を『20%』にします。UPS設定02

 

3.作業を終えて

コンセントを抜いてテストしてみましたが、無事にシャットダウンしました!

『サーバ』でハードディスクにアクセス中に停電とかしたら洒落にならないですからね、これで安心。

『Ubuntuサーバー』の時と比べて、なんと簡単なことか。

『Kona Linux 2.3 black』で充分軽量だし、サーバー用途でも問題ない感じがします。

少しサーバー向けにアプリケーションやGUI設定ツールを入れ替えて、『Kona Linux Server』とかできないかなぁ。

名前は『Kona Coffee Server』でも良いです!

 

あ、『Linux』どっかいっちゃった。。。

 

 

Kona Linuxで自宅サーバ - ウィルス対策ソフト導入。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、必要度は低いと言われているようですが、『ウィルス対策ソフト』を導入してみたいと思います。

 

1.定番の『ClamTk』をインストール

『Linux』は『Windows』ほどコンピュータウィルスが出回っていないらしく、いくつかの参考図書では、『ウィルス対策ソフト』は不要といったことが書いてありましたが、導入する場合は『ClamTk』(正確には『ClamAV』とそのフロントエンドの『ClamTk』)が定番の様ですので、インストールしてみたいと思います。

『ClamTk』は、『Linux』を対象としたコンピュータウィルスだけではなく、『Windows』を対象としたものも発見することができるらしく、今後『ファイルサーバ』を構築する予定もあるので、

ちょうど良いかなぁと思います。

 

では、インストールです。

  1. 『メニュー』-『設定』から『ソフトウェアセンター』を開く。ソフトウェアセンター
  2. 検索窓に『Clam』と入力すると、絞り込まれて『ClamTk』が表示されるので、選択して『インストール』ボタンを押す。

これだけで、インストールは完了です。

簡単!

 

2.『ClamTk』を設定する

インストールが終わったら、定期的にウィルスチェックを行いたいので、スキャン内容やスケジュールなどの設定をします。

  1. 『メニュー』-『アクセサリ』から『ClamTk』を開く。clamtk
  2. 設定ボタンを押し、『スキャン設定』タブで必要な設定をする。clamtk設定画面
    dotで始まるファイルをスキャン ファイル名が『.』で始まる隠しファイルもスキャン
    フォルダーにあるすべてのファイルとフォルダーをスキャン ツリー構造の子孫フォルダ内もスキャン
    sambaフォルダーをスキャン sambaサーバを構築予定なのでチェックをしてみた
  3. 『拡張』から『スケジュール』を開きスケジュールの設定をする。clamtkスケジュール設定
    スキャン対象 コンピュータ全体で良い気がするけど『推奨』の方にしてみた
    スキャンする時間 『4時0分』にして『+』ボタンをクリック
    シグネチャをアップデートする時間 スキャンの前、『3時30分』にして『+』ボタンをクリック

これもまた、簡単に終わりました。

 

3.作業を終えて

日本語化されたGUIのフロントエンドがあるって、なんて素晴らしいんでしょう!

テキストエディタを開いて、正しいのか心配しながら設定ファイルを書き換えるって、やっぱり初心者にはストレスですよね。

慣れてくれば設定ファイルを書き換えることも難しくなくなり、細かい設定などもできて良いこともあるのかも知れませんが、今のところは敷居が高いです。

GUIで設定できるって凄い!

 

Kona Linuxで自宅サーバ - 消費電力を計測してみた。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、ひょんなことからワットモニターを購入したので、サーバ運用にかかる電気代を調べてみました。

 

1.サンワサプライ『TAP-TST14W』を購入

久しぶりに『ヨドバシカメラ』まで車を飛ばしていったのですが、買おうと思っていた品が売り切れていました。

このままでは、無駄に駐車料金だけを払って帰ることになってしまうと思っていたところ、『ワットモニター』が安かったので買って事なきを得ました。

しっかりした『ワットモニター』を購入しようとすると結構な出費となってしまうのですが、今回購入したサンワサプライの『TAP-TST14W』は、三口のコンセントタップにワットモニター機能を付けたというもので、便利な表示項目切り替えスイッチなど一切なく、『消費電力』-『積算電力量』-『積算料金』-『電気料金(円/時間)』が4秒毎に自動で切り替わるものです。

ちょっと消費電力を調べるくらいなら、これで充分だと思います。

ワットモニター

2.計測結果と電気代

早速『Kona Linux 2.3 black』をインストールしたFMV-BIBLOに『ワットモニター』を取り付け、計測してみました。

起動後しばらくして、ノートパソコンのモニターがブラックアウトしてから確認したところ、16Wから17W台で推移しているようです。

仮に平均で17Wだとすると、我が家は『電化上手』の契約なので、1日の電気代は現在のところ次のとおりです。

夜間 午後11時から翌朝7時まで 8時間 12.16円/kWh 12.16×8×17÷1000= 1.65円
午前7時から午前10時まで 3時間 25.92円/kWh 25.92×3×17÷1000= 0.08円
午後5時から午後11時まで 6時間 25.92円/kWh 25.92×6×17÷1000= 2.64円
昼(夏季以外) 午前10時から午後5時まで 7時間 31.64円/kWh 31.64×7×17÷1000= 3.77円
昼(夏季) 午前10時から午後5時まで 7時間 38.63円/kWh 38.63×7×17÷1000= 4.60円

これらを合計すると、夏季以外は1日約8.14円、夏季は1日約8.97円くらいです。

計算が間違っていなければ、1ヶ月で300円もしないので、ノートパソコンを付けっぱなしにしても問題ないかなぁと思います。

それにしても、『電化上手』の昼間時間帯って高過ぎぢゃないですか?

 

Kona Linuxで自宅サーバ - セキュリティ更新の自動化。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでいます!

今回は、前回同様にサーバとして必須(?)の『セキュリティ更新の自動化』をしてみたいと思います。

 

1.『アップデート・マネージャ』で簡単に設定

『Ubuntu Server 』では、『unattended-upgrades』のコマンドで簡単に『重要なセキュリティアップデート』を自動化できましたが、デフォルト以外の設定をしようとするとエディタで設定ファイルを修正する必要がありました。

今回の『Kona Linux』では、『アップデート・マネージャ』でGUIにより、いろいろな設定を簡単にすることができました。

では、早速。

  1. 画面左下の『コーヒーカップ』をクリックし、『設定』から『アップデート・マネージャ』を開きます。
  2. パスワードの入力画面に『ルートのパスワード』を入力します。パスワードの入力
  3. ソフトウェアのアップデートがあるとのメッセージがありましたので、『Install Updates』を押しました。アップデートがあります画面
  4. 『システムは最新の状態です』となったら、『Settings・・・』を押します。システムは最新の状態です
  5. 『Software Sources』が開いたら『ダウンロード元:』の横を押し一番良いダウンロード元に変更します。ダウンロード元の変更
  6. 『Other』を選び『Choose a Download Server』が開いたら『Select Best Server』を押します。一番良いダウンロード元を選ぶ
  7. 『Choose Server』を押して確定します。ここまでは、設定の事前準備です。
  8. ここからが、『セキュリティ更新』の設定本番、『Updates』タブを開きます。自動アップデート設定
  9. 『セキュリティアップデート』にチェックを入れます。
  10. 『Automatically check for updates』を『毎日』にします。
  11. 『When there are security updates』を『Download and install automatically』にします。
  12. 『閉じる』を押して設定を終えたら、パソコンを再起動しておきましょう。

 

2.作業を終えて

またまた、あまりの簡単さに驚きです。

まぁ『Ubuntu Desktop』などでは当たり前なのかもしれませんが、動作が軽快なのが良いですね!

とはいえ、確かに日本語化は『Ubuntu』の方が進んでいるようです。

同じGUIツールでも、『Ubuntu』とその元となっている『Debian』では、日本語化の状態が違っています。

その辺、どうにか統一できないものなのでしょうか?

 

初心者の願いです。

 

Kona Linuxで自宅サーバ - IPアドレス の固定化。

FMV-BIBLOに『Kona Linux 2.3 black』をインストールして、自宅サーバを作って楽しんでみたいと思います!

『Ubuntu Server 14.04 LTS』で自宅サーバで楽しんでいましたが、何故かクラッシュしてしまい、再インストールが必要になったので代わりに『Kona Linux 2.3 black』をインストールしてみました。

今回は、サーバとして必須(?)の『IPアドレスの固定化』をしてみたいと思います。

 

1.『ネットワーク接続』で簡単に設定

『Ubuntu Server 』では、GUIのツールをインストールするか、CUIベースで設定ファイルをエディタで書き換えるかでしたが、『Kona Linux』では、『ネットワーク接続』で簡単に設定することができました。

  1. 画面右下の『LANケーブルのような』アイコンを右クリックして、『接続を編集する』を選びます。ネットワーク接続を開く
  2. 『ネットワーク接続』のウィンドウが開きますので、『Wired connection 1』を選んで『編集』を押します。ネットワーク接続
  3. 『Wired connection 1の編集』のウィンドウが開きますので、『IPv4のセッティング』タブを選びます。Wired connection 1
  4. 『方式』を『自動(DHCP)』から『手動』に変更し、『追加』を押して次の項目を入力します。IPアドレス固定化設定
    アドレス 固定したいIPアドレス(今回は:192.168.1.201)
    ネットマスク 通常は255.255.255.0
    ゲートウェイ インターネットに接続に使用するルータのアドレス
    DNSサーバー 家庭ならルータと同じことが多い(?)
  5. 『保存』を押して設定を終えたら、パソコンを再起動します。

 

2.作業を終えて

あまりの簡単さにビックリしました。

考えようによっては、『Ubuntu Server 』でもテキストエディタで簡単に設定することができましたが、『GUI』で設定できた方が、簡単な気がしてしまいます。

それでいて非力な古いノートパソコンでもサクサク動いていますので

恐るべし『Kona Linux 2.3 black』!

 

という感じです。

 

Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/AへKona Linux blackをインストール

久しぶりに、WindowsXPがインストールされた古いパソコンにLinuxをインストールしてみるシリーズです。

今回は『Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/A』へ『Kona Linux 2.3 black』をインストールしました。

先日まで『Ubuntu 14.04.2 LTS Server』をインストールして、自宅サーバを楽しんでいましたが、『DAAPサーバ』を構築しようと作業しているうちにクラッシュして、再インストールが必要になってしまいました。

それならば、いっそのこと以前から気になっていた『Kona Linux 2.3 black』をインストールしてみようと思った次第です。

次第によっては、『Kona Linux 2.3 black』を使って、自宅サーバを楽しんでしまいます!

 

1.Fujitsu FMV-BIBLO NB20D/Aのスペック

改めて今回使用したパソコンのスペックです。

  • モバイルAMD Athlon XP-M 2000+
  • ビデオ統合チップセット RADEON IGP 320M
  • メインメモリ 512MB(一部VRAMに使用)
  • HDD 40GB
  • フロッピーディスクドライブ
  • DVD-ROM&CD-R/RWコンビネーションドライブ

 

2.Kona Linux 2.3 black の準備

『Kona Linux』は、日本の方(?)が作成されているディストリビューションで、しっかりと日本仕様になっています。

作者の方がコーヒー好きということで、名前も『Kona』です。

『Kona』といえば、もちろんハワイのコーヒーですよね!

私もコーヒー好きで、毎日5杯程度はコーヒーを飲んでいますし、1日コーヒーを飲まないと翌日は頭痛がして生活に支障がでるくらいです。

ということで、この『Kona Linux』、以前『Dell DIMENSION 2400』へ『Xfce版』をインストールしてみてから、かなり惹かれていたのですが、なかなか具体的に使用していく機会がありませんでした。

幸か不幸か『Ubuntu 14.04.2 LTS Server』のクラッシュという良い機会(?)がありましたので、インストールしてみたいと思います。

この『Kona Linux』には、高機能系ディストロと軽量ディストロの二本立てで何種類かのディストリビューションが用意されていますが、今回は、自宅サーバにするかも知れないということと、インストールするノートパソコンが非力であることから、最軽量の『Kona Linux 2.3 black』をインストールすることにしました。

インストール用のイメージファイルは、『Kona Linux』の公式サイト(Googleドライブ)から入手することができます。

いろいろな説明書きのファイルもありますので、一通り目を通しましょう。

しかし、これがまたセンスの良い画面なんですよねぇ~。

部分にコーヒーがあしらわれながら、非常にクールな印象なのです。

やっぱりコーヒー好きな人は素敵に違いない!

 

何だか話に脈略が無くなってきましたので、インストールを始めましょう!

 

3.いよいよインストール

それでは、ダウンロードしたイメージファイルをCD-R(!)に焼いたら、CD-ROMドライブからパソコンを起動します。

  1. 電源を入れで暫くすると、CD-ROMからライブ起動します。Kona Linux Live起動画面
  2. 左下、コーヒーカップのアイコンをクリックして『メニュー』を開き、『システムツール』から『Kona Linux インストーラー』を起動します。
  3. 『ハードディスクにシステムをインストールします 続けますか?』の問いに『Yes』で答えます。Kona Linux インストール開始
  4. 『localesを設定してます』の画面で、そのまま『進む』を押します。localesの設定画面
  5. 確認画面が表示されますので『ja_JP.UTF-8』となっていることを確認して『進む』を押します。localesの確認画面
  6. 『console-dataを設定しています』の画面で、そのまま『進む』を押します。console設定画面
  7. 『keyboard-configurationを設定しています』の画面で、そのまま『進む』を押します。keyboard設定画面
  8. さらに『keyboard-configurationを設定しています』の画面が表示されますので、『進む』を押します。keyboard設定画面2
  9. パーティション作成のアナウンスと続行確認のウィンドウが開きますので『Ok』します。インストール続行確認
  10. パーティションを作成するドライブを選びます。(クリーンインストールするなら『sda』で良いでしょう。)パーディション作成ドライブの選定
  11. 今回は、『Ubuntu Server』の時のパーティションが残っていたので、そのままフォーマットだけしました。通常は、メニュー下の『バー』を右クリックして領域を全解放し、再度インストール領域(ext4,boot指定)とスワップ領域(linux-swap)を確保してフォーマットする指定をします。指定後『適用』を忘れずに!パーティション設定
  12. フォーマットや領域変更の操作を適用してよいか聞かれるので、『適用』を押します。領域設定適用確認
  13. 『全ての操作が無事に完了しました』のメッセージが出たら、『閉じる』を押します。適用完了
  14. スワップパーティションに先ほど作成した『linux-swap』パーティションを指定します。スワップ選択
  15. インストールするパーティションに先ほど作成した『ext4』パーティションを指定します。インストール先指定
  16. 先ほど指定したインストール先パーティションのファイルシステムを指定します。今回は『ext4』です。ファイルシステム指定
  17. 『/home』を取るパーティションを聞かれますが、今回は『root』だけなので、そのまま『OK』を押します。home指定
  18. 『ルートのパスワード』『ユーザ名』『ユーザID』『ユーザパスワード』『ホスト名』を入力して『OK』します。ユーザ情報入力
  19. 『GRUB』のインストール先を指定します。クリーンインストールなら『sda』で良いと思います。GRUBインストール先指定
  20. 『システムクロック』をローカルタイムに設定するため『YES』を押します。システムクロック設定
  21. 『タイムゾーンを選択してください』に、『Asia/Tokyo』を選んで『OK』を押します。タイムゾーン設定
  22. インストールの続行を確認されますので、『Yes』を押します。インストール確認画面
  23. 『インストールが完了しました』に『Yes』で答えます。まだインストールは終わっていませんので注意!インストール完了メッセージ
  24. 再起動後『有用なパッケージの追加』で『はい』を押します。当初は『いいえ』としたのですが、どうやら『はい』にしないとインストールが最後まで完了しないようです。有用なパッケージ追加
  25. CPUが『PAE対応』なので『PAEカーネル』をインストールできるというので、『はい』で答えます。PAE対応カーネルインストール
  26. 『PAEカーネルのインストール完了』メッセージが出たら『OK』を押します。PAEインストール注意点
  27. 『おめでとうございます』のメッセージが出たら、インストールが完了です。インストール完了

 

4. インストールを終えて

やっぱり、この『Kona Linux』好きですねぇ。

日本語でインストールは簡単だし、サクサク動くし。

何より

ちょっとオシャレぢゃないですか?

 

まぁ、まだインストールしたばかりで、ほとんど使っていませんので、私のような初心者に使いこなせるかは、もう少し先に。

私にとって『コナコーヒー』は少し苦味が強いのですが、

『Kona Linux』が苦くないことを祈ります。

 

RIZAPに挑戦! - とは言ってもダイエットではありません。

ダイエットのCMでおなじみの『RIZAP』ですが、昨日、その親会社である『健康コーポレーション』の株式の『立会外分売』がありましたので、申し込んでみました!

 

1.立会外分売の条件

『立会外分売』は、株主数の増加や株式の流動性の向上などを図るために、取引所の取引時間外で、大株主などの大量の売り注文を多くの投資家に分売するものだそうです。

しかも分売時は、前日の終値からディスカウントされた価格で購入できるというオマケ付いています。

今回の『健康コーポレーション』は『札証アンビシャス』の銘柄ですが、きっと『RIZAP』での売り上げの好調を受けて『東証一部』への上場なんかを狙っているのではないでしょうか。

そうなると株価の上昇なんかも期待できるし、割引価格だし、

買わない手はない!

 

と言うことで、分売条件は次のとおり。

分売実施日 2015年6月4日
前営業日終値 828円
分売価格 795円
割引率 3.99%

どうにかお金をかき集めて、1,200株をNISA口座で申し込みました。

 

2.立会外分売の結果

実は初めて『立会外分売』に参加してみましたが、いつも利用しているネット専業の証券会社の取引サイトから簡単に購入申し込みをすることができ、特別難しいことはなにもありませんでした。

しかも、嬉しいことに株式購入手数料がかかりませんでした。

 

通常の株式の売買では、証券会社に手数料を支払うのですが、『立会外分売』ってお得ですね!

(もしかしたら、証券会社によって違うのかも知れませんが。)

 

ただし残念なことに1,200株の申し込みに対して、500株しか購入することができませんでした。

申込者が多数だったんですね、きっと。

まぁ、無理にかき集めたお金だったので、

神様が制止してくれたんだと思います・・・神様、ありがとう。

 

結果、795円 × 500株 = 397,500円の投資です。

 

3.本日までの価格の推移

分売実施日の昨日と本日の価格の推移と分売価格との比を整理してみました。

分売価格 795円
実施日安値 828円 +4.15%
実施日高値 873円 +9.81%
実施日終値 864円 +8.68%
本日安値 804円 +1.13%
本日高値 852円 +7.17%
本日終値 830円 +4.40%

なんだか少しずつ下がっているような気もしますが、今日は日経平均も下がっていることだし、

今日のトレンド、トレンド

 

と、自分を納得させておきます(涙)

Ubuntu Serverで自宅サーバ - sambaでファイルサーバ。

FMV-BIBLOに『Ubuntu Server 14.04 LTS』をインストールして、自宅サーバを楽しんでいます!

今回は、sambaを使ったファイルサーバを構築して、家庭内LAN内のパソコンでファイルの共有をしてみたいと思います。

 

1.データ保存用のハードディスク(再設定)

前回、サーバのデータ保存用にUSBハードディスクを自動でマウントする設定をしました。

このUSBハードディスクですが、火事などの緊急時に持ち出した先で使い勝手が良いようにと思い、Windows用に『FAT32』形式でフォーマットされたままマウントしていました。

ところが今回、ファイルサーバ用の設定をしても『書き込み禁止』になってしまい、役に立たないものになってしまいました。

結局のところ、『FAT32形式』でフォーマットしていたのが問題だったらしく、改めて『NTFS形式』でフォーマットし直したところ無事に動きました。

ということで、前回の設定を直します。

フォーマットした後、『UUID』が変わっていましたので、『UUID』を再度調べることを忘れないで下さい。

 

では、修正です。

  1. 『/etc/fstab』をスーパーユーザモードのエディタで開きます。
  2. 前回追記した文を次のように修正します。(太字の部分)
    修正前 UUID=前回調べた『UUID』   /srv  vfat  defaults  0  0
    修正後 UUID=今回調べた『UUID』   /srv  ntfs  defaults  0  0

 

2.sambaとGUI設定ツールのインストールとファイルサーバ構築

今回のファイル共有では、Windowsのファイル共有機能をLinuxで使える『samba』をインストールし、その設定のためのGUIツール『system-config-samba』を使ってファイルサーバを構築します。

  1. synapticパッケージマネージャの検索窓に『samba』と入力して検索し、表示された『samba』を右クリックして『インストール指定』して『適用』ボタンを押すことでインストールします。sambaインストール
  2. 同様に『system-config-samba』をインストールします。samba設定ツールインストール
  3. 『/srv』フォルダの中にファイルサーバで共有するフォルダを作成します。今回はフォルダ名を『samba』としました。(ターミナルエミュレータを起動し、次のコマンドを実行すると作成できます。)
    sudo mkdir /srv/samba
  4. ちなみにターミナルエミュレータを起動して次のコマンドを実行したら、『ファイルマネジャー』をスーパーユーザモードで起動することができましたので、『samba』フォルダをGUIで作成することもできます。(私はこの方法で作りました)
    sudo exo-open –launch FileManager
  5. GUI設定ツールを開きます。アプリケーションメニューの『設定』に『samba』というメニューがあり、本来はそこから起動できるハズなのですが、『gksudo』という『GUIアプリケーション』を『sudo』で起動するツールをインストールしなければならないようなので諦めて、次のコマンドでターミナルエミュレータから起動します。
    sudo system-config-samba

    system-config-samba

  6. 『プレファレンス』から『サーバ設定』を開き『セキュリティ』タブを選んで『認証モード』を『共有』にします。セキュリティ設定
  7. 『+』を押して『Samba共有を作成』を開き『基本』タブの『ディレクトリ』へ『/srv/samba』、『共有名』へ『samba』と入力し、『書き込み可能』と『可視』にチェックを入れます。基本設定
  8. 『アクセス』タブに移り、『誰でもアクセスを許可する』にチェックを入れ、『OK』を押します。アクセス設定

 

これで、設定が終わりました。

 

3.作業を終えて

今回は、USBハードディスクのフォーマット形式にやられてしまいました。

『FAT32形式』だと『fstab』の設定方法が違うのかも知れません!

あと何気に『UUID』。

フォーマットすると変わるなんて聞いてないよー!

 

まぁ何にせよ、『NTFS形式』にして無事に作業が終わって良かったです。

 

なお共有フォルダへWindowsパソコンからアクセスするには、『エクスプローラー』を開きアドレス欄に『¥¥サーバIPアドレス¥共有名(今回はsamba)』と入力します。

 

Ubuntu Serverで自宅サーバ - USBハードディスクを自動マウント。

FMV-BIBLOに『Ubuntu Server 14.04 LTS』をインストールして、自宅サーバを楽しんでいます!

今回は、サーバのデータを保存するためにUSBハードディスクを自動でマウントするようにしてみたいと思います。

 

1.サーバのデータ保存用にUSBハードディスク

いままでの作業で、ノートパソコンをサーバとして使う下準備ができてきました。

今後実際にファイルサーバやメディアサーバなどを運用していきたいと思っていますが、そのためには内蔵のハードディスクだけでは容量が少な過ぎます。

また、USBで外付けしたハードディスクにデータを保存しておけば、火事や地震など不測の事態になったときに『スポッ』と抜いて持って逃げることができます。

『スポッ』とか書きましたが、しっかりアンマウントはしましょう。

ただし、アンマウントにこだわって、逃げ遅れても責任は負えません!

 

話が若干ズレました、戻します。

 

サーバなので24時間動かし続けるつもりではいますが、再起動の度に手動でUSBハードディスクをマウントするのは面倒です。

そこで自動マウントの設定をするのですが、残念ながら『Ubuntuサーバー』+『Xfce』の環境ではGUIで設定する方法を見つけることができませんでした。

『Ubuntuデスクトップ』では簡単にできるみたいなのですが、そんな重い環境は、今回のノートパソコンではマトモに動きません!

ということで、いまの環境で出来るだけ簡単に設定してみます。

 

2.識別子『UUID』を調べる

それでは、設定に入ります。

USBハードディスクを接続してノートパソコンを起動し、『Xfce』の画面までいきます。

 

ちなみに、今回使用したUSBハードディスクは、以前Amazonで衝動買いした『Transcend USB3.0/2.0 2.5インチポータブルHDD 耐衝撃 M3シリーズ 1TB  (TS1TSJ25M3B)』です。

前回ノートパソコンのバッテリー機能を使ってUPS代わりになるよう設定しましたが、停電時にハードディスクの電源が突然切れたら意味がありません

そんな訳でUSBからの電源で動くポータブルハードディスクを使用することにしました。

 

このUSBハードディスクを自動でマウントするように設定すのですが、その際に誤って違う媒体をマウントしてしまうことがないように、固有の識別子『UUID』を使って設定します。

USBハードディスクの『UUID』の調べ方です。

  1. デスクトップ画面で暗転しているUSBハードディスクのアイコンをダブルクリックします。
  2. 『~(/dev/sdb1)をマウントするには、認証が必要です。』とメッセージがでますので、『/sdb1』の部分(この部分は環境によって異なります)を書き留めます。
  3. 『cancel』して閉じます。
  4. ターミナルエミュレータを起動し、次のコマンドを入力してください。
    ls -l /dev/disk/by-uuid
  5. パソコンに接続されているハードディスク等の『UUID』が列挙されます。
  6. 『->』の前に書かれているハイフンで区切られた英数字が『UUID』なので、行の最後が『/sdb1』(先ほど書き留めたもの)の行の『UUID』を書き留めます。

 

3.『/etc/fstab』の編集

パソコンの起動時にUSBハードディスクを自動でマウントするようにするためには、『/etc/fstab』を編集します。

今回は、新しいUSBハードディスクをサーバ用として使いますので、サーバ関連用のフォルダ『/srv』に直接マウントするように設定します。

  1. 適当なエディタで『/etc/fstab』を開きます。(今回は『mousepad』をスーパーユーザモードで起動した例です)
    sudo mousepad
  2. GUIのエディタ『mousepad』の『ファイル』メニューから『/etc/fstab』を開きます。
  3. 最後に次の行を追加します。
    UUID=先ほど調べた『UUID』  /srv  vfat  defaults  0  0
  4. 保存して終了します。

ちなみに『/etc/fstab』へ追加した行の意味は、次のとおりのようですが、実用上問題がでてきたら、追々変更したいと思います。

設定名 今回の設定 説明
デバイス UUID=先ほど調べた『UUID』 マウントするデバイス。今回は『UUID』で指定
マウントポイント /srv マウント先のディレクトリ。実際にあるディレクトリを指定
ファイルシステム vfat 今回のハードディスクはWindowsでフォーマットしたまま使用
マウントオプション defaults 読み書き実行可、root以外マウント不可等デフォルト設定使用
dumpオプション 0(ゼロです) ダンプ(ext2やext3に特化したバックアップ)不要
fsckオプション 0(ゼロです) OS起動時のチェック不要

 

4.作業を終えて

やっとここまで辿り着きました!

次回からやっとファイルサーバなど、いろいろなサーバ機能を使って、自宅内LAN環境を面白くしていきたいと思います。

しかし、無理して『Ubuntu Server 14.04 LTS』を使わなくても、何か軽量のディストリビューションを使えば、もっと簡単だったような気が…